知られざる「パパ活女子」の実態 (1/4ページ)
さまざまな人の謎につつまれた実態を探る連載【現場からは以上です】。最終回である今回は、特に謎に包まれている「パパ活女子」について、現役パパ活女子の綾奈さん(25歳・仮名)に話をうかがいました。
――簡単な自己紹介をお願いします。
年齢は25歳です。地方の出身で大学入学を機に上京しました。現在は都内で会社員として働きながらパパ活もしています。
上京したてのころは飲食店などでアルバイトをしていたのですが、家庭の事情でもっと稼がなくてはならなくなり、キャバクラでバイトをするようになりました。そのあと、そこで培ったスキルを活かさないのはもったいないと感じて、キャバクラからパパ活に切り替えるようになったんです。
――スキルを活かして……ということですが、具体的にどのようなスキルがパパ活に活かされるようになったのでしょうか。
初対面の人と楽しくしゃべることができる、相手に合わせて話題を変えることができる、などトークに関するスキルが大きく挙げられるかと思います。キャバクラでの接客を通じて、今では人に合わせてお話できるようになったと感じます。
――なるほど、トークに関するところが大きかったんですね。そもそも「パパ活」とはどのようなことをされるんですか?
私は、20歳くらい年上の男性と一緒に食事をすることが多いですね。その対価というか時間を提供することで、食事代以外にもお金をもらっています。関係性が深まっているパパとは、カラオケに行ったり、どこかに遊びに行ったりすることもあります。私は行きませんが、パパ旅行に行く女の子もいるみたいです。
――綾奈さんはいつからパパ活をするようになりましたか?
明確には覚えていないですが、3~4年前くらいですかね。年齢でいうと20歳とか21歳のときからしています。最初は、働いていたキャバクラのお客さんと外で会うくらいだったので「パパ活をしている」という感覚もなかったですし、今振り返ってみたらという感じですが……。