中国でレイプ犯に死刑判決!「日本は性犯罪者に優し過ぎる」の声が拡大
中国の食品製造販売会社会長で、地元で地方議員を務めていた49歳の男が、未成年の女子学生計25人をレイプした罪で死刑判決を受けた。
中国の裁判所が下した判決によると、男は2015年6月から17年1月にかけて、地元の中学校や高校の女子学生を近くに停めた車に連れ込んでレイプを繰り返していたとのこと。25人の被害者と計32回の肉体関係を持ち、中には14歳以下の中学生が14人も含まれていたという。
裁判所は昨年10月に男へ死刑判決を下した他、共犯である女やその夫にも執行猶予付きの死刑判決や懲役18年など、いずれも重い判決を下した。男の死刑は6月4日に執行され、日本のメディアでも大きな話題となった。
「日本も性犯罪を厳罰化しろ」との声
するとネット上では、
《日本もこのくらい厳しく罰した方がいい》
《被害者が1人でも死刑が相当と思います》
《日本は性犯罪者に優し過ぎる》
《死刑執行…当たり前でしょ》
《極めて妥当な判決》
《素晴らしい判決! 日本だったら、せいぜい10年くらいだろう! 中国の司法に見習え!》
など、珍しく中国の法制度に賛同する声が。また、16年にスペインで、女性を集団暴行したとして起訴された男5人に対して、禁錮9年とした一、二審判決が覆り、15年という厳罰化されたニュースも同時期に舞い込み、
《日本の司法は進歩しないのか》
《強姦・殺人は極刑が望ましい》
《他国のことだが良いことだと思う。日本でも厳罰化を…》
《日本も真剣に考えろ。全世界的に厳罰化にならないと、腰を上げないんだろうな》
《日本は性犯罪者への刑罰はゆるゆる》
などといった反応も上がることになった。
日本ではつい先日、性暴力被害者らでつくる団体「Spring」が、性暴力の厳罰化を求める4万5千人もの署名を法務省に提出したばかり。今後、国際的な厳罰化の波が日本にも押し寄せてくるかもしれない。
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