スマホやお酒は?「死を呼ぶ睡眠」知らないうちに寿命激減! (1/2ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 悪い睡眠を続けると、病気の悪化の原因に! 最悪の場合、そのまま眠り続けてしまう――。

 ジメジメ、ムシムシする梅雨時や夏場の熱帯夜は、睡眠時間がいつもと変わらなくても、“睡眠の質”がガクンと落ちる。こうなると、心身にさまざまな不調や不具合が起こる。

 健康番組などでもおなじみの眠りとお風呂の専門家の小林麻利子氏も、OLだった10年ほど前、睡眠の質が悪かったせいで、急な腹痛や過呼吸、肌荒れなどの体調不良で精神的にも、かなりまいっていた時期があったという。「最初は仕事のストレスのせいだと思っていたんですが、あるとき、熟睡できないことが一番の原因じゃないかと思いまして。自分なりに睡眠の質を良くするように努力したところ、心身ともみるみる健康を取り戻したんです。心身の不調が睡眠にあると気づいてない人が意外に多いんですよ」(小林氏=以下同)

 睡眠は心身を休ませるだけでなく、健康と密接に関わっている。実際、睡眠の量と質が確保できなくなると、頻繁に風邪をひく、仕事中に集中力が切れたり妙にイライラする。

 さらに、これが続くと糖尿病や高血圧症、肥満などの生活習慣病が悪化したり、心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わることにもなる。「良い睡眠が得られないと、脳の機能も低下し、精神状態が不安定になったり、うつ病や認知症の発症リスクも高まることが最近の研究で明らかになっています」

 良い睡眠は心身を癒やすが、逆に悪い睡眠は命を削る。では、どんな就寝習慣が寿命を縮めるのか?

〈夏場はシャワーだけ〉これも寝つきを悪くして質の悪い睡眠となる原因だ。「睡眠に入るとき、体温は少し下がるんですが、このとき温度差が大きいほうが寝つきも良く、熟睡できます。そのためにも、湯船に浸かって深部体温を高い状態にする必要があります。夏なら寝る2時間ぐらい前に40度の浴槽で15分、41度なら10分ぐらい浸かることが、気持ちのいい眠りを誘うポイントです」

〈寝るときはジャージや浴衣を着ている〉こんな男性も多いだろうが、これでは寝汗も吸収しにくい。素材は綿かシルクで、寝返りが打ちやすいパジャマが一番。

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