王貞治「長嶋茂雄、巨人軍、大谷翔平、東京オリンピック、そして愛しのプロ野球へ」魂の伝言 (1/5ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 ファンが熱狂した“ON時代”。時は流れて令和となった今、王氏は何を思うのか!? その胸中をスクープ!!

「もし、会えるとしたら日本シリーズか……」 6月21日、セ・パ交流戦の巨人-ソフトバンク戦で、東京ドームを訪れたソフトバンクの王貞治球団会長(79)は、こう呟つぶやいたという。この3連戦に、球界関係者は注目していた。長嶋茂雄終身名誉監督(84)も、王氏と同じく交流戦を視察する予定があったためだ。巨人番記者が言う。「王さんは、昨年の7月にミスターが入院して以来、対面していません。電話で一度話したきりなんです。ミスターは、主治医から外出の色よい返事がもらえなかったことと、娘の三奈ちゃんの指示で視察できなかった。本人は行きたがっていたようですね」

 “ON”といわれる王会長と長嶋氏の関係だが、王会長はこれまで、病み上がりの長嶋氏との対面を意識的に避けてきたという。王氏は、親しい関係者にこう打ち明けている。「ミスターは、表舞台に出ていきたくてしょうがない性格。会いに行ったりして、僕が下手に刺激しちゃったらよくないでしょ。僕だって会いたいですよ、それは。ただ、今はじっくり回復してもらいたい。あの人は前向きな人だから、きっとよくなると思うよ」

 もし、巨人とソフトバンクがCSを勝ち上がり、日本シリーズで対決することになったら、長嶋氏が観戦に訪れる可能性は高い。「10月は過ごしやすい季節なので、体への負担も少ない。飛行機で福岡まで出かけることはできないが、体調が戻れば東京ドームになら出かけられるはず」(読売関係者)

 王監督率いるダイエーホークスと、長嶋監督率いる巨人が激突した2000年の日本シリーズは、“ON対決”と呼ばれ、空前の盛り上がりをみせた。王監督は試合前、「巨人にだけは、絶対に負けたくない。パ・リーグの球団は巨人に日本シリーズで勝つことを目標に戦っているんだ」と言って、闘志を燃やしたという。

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