死亡事故や凶悪犯罪、財政状況…「住んではいけない街」ランキング (1/3ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
写真はイメージです

 “住めば都”とは言うけれど、寿命を縮める都もあるようだ。危険情報をすべて調べたら意外な真実が判明!

 殺人事件や死亡事故の報道が相次ぐ昨今。あなたが住む街にも、意外な危険が潜んでいるかも!? 今回、本誌は、47都道府県の「重要犯罪発生率」「交通事故発生率」「特殊詐欺発生率」を調査。多い順にランキングした。なお、犯罪発生率は警察庁発表の「犯罪統計資料」(平成30年)の、交通事故発生率は「都道府県別の交通事故発生状況」(平成30年)の発生件数を該当地域の人口総数で割って算出。特殊詐欺発生率は内閣府発表の「国民生活白書」内のデータを参考にして作成している。

 加えて、「平均寿命の短さ」「財政状況の悪さ」もランキング。平均寿命は厚生労働省発表の「平成27年都道府県別生命表」を、財政状況については総務省発表の「平成29年都道府県決算カード」を参照。財政力指数を算出し(歳入÷歳出が1.0を上回れば自治体内での税収のみで行政運営可能)、悪いほうからランキングした。

 これら全5項目のワースト順位を総合し、さらに市区町村のご当地データを加味すると、「住みたくない街」が見えてきた!

 まず、不名誉な“住んではいけない街”1位になってしまったのが和歌山県。文末の表からも分かるように、重要犯罪以外の項目で全国ワースト15位以内。バランスよく(!)悪条件を網羅している。「和歌山は、最近までヤンキー文化が色濃く残っており、数年前まで、11月3日に行われる集団暴走イベント『イレブンスリー』が大変な盛り上がりを見せていたほど。犯罪や交通事故発生率と無関係ではないでしょう」(地元紙記者)

 また、特殊詐欺の発生率は、近畿地方で最多となる全国ワースト6位。京都36位、滋賀34位、奈良25位、兵庫24位と、近隣県はおおむね詐欺被害が多くないのに、なぜか和歌山だけ突出して多い。「お隣の大阪府は金にシビアなせいか、特殊詐欺による被害の少なさは全国トップクラスなんですが……。和歌山県民はお人好しのうえ、意外と見栄っ張りなところもあるせいでしょうか」(前同)

 ちなみに隣接する大阪府は、詐欺被害は少ないが、殺人、強盗、傷害、放火といった死を招きかねない重要犯罪の発生率はダントツだ。

「死亡事故や凶悪犯罪、財政状況…「住んではいけない街」ランキング」のページです。デイリーニュースオンラインは、事故ランキング犯罪警察交通カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧