『ドラクエ』&『アルキメデス』山崎貴監督に大酷評と大絶賛の珍現象 (1/2ページ)
8月1日に公開された映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が酷評に次ぐ酷評となり、総監督を務めた山崎貴氏が批判の的となってしまっている。一方で、山崎氏が監督を務めている作品で7月26日より公開されている『アルキメデスの大戦』には称賛の声が続出。山崎監督は現在、批判と称賛を同時に浴びせられる奇妙な状況に陥っている。
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、国民的RPG「ドラクエ」シリーズのファンの中でも特に人気のある『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』をもとにした作品で、フル3DCGアニメーションの映画だ。
「公開前から、怪しい雰囲気は感じていました。まず、本業の声優を起用せず佐藤健や有村架純など〝人気どころ〟の芸能人を取りそろえた点。さらに問題視されていたのは、これまでのドラクエシリーズすべてでキャラクターデザインを担当している鳥山明氏が〝不参加〟で、登場キャラの顔が全く別物になってしまっているという点です。〝鳥山明あってのドラクエ〟と考えるファンにとっては、落胆というよりも、そもそも評価に値しないということでしょう」(エンタメ誌ライター)
公開から数日たった現在、ネット上は山崎監督に対する不満が爆発しているようで、
《もう山崎貴のこと〝原作レイプ魔〟って呼んでもいいと思う》
《ドラクエ5という包装紙の中にゴミを詰めて渡してきたやがった》
《俺の大好きなドラクエ5があんな目に遭ったんだし、もうガンダムユアユニバーサルセンチュリーやFateユア聖杯戦争も山崎貴監督に作ってほしくなってきた》
《鑑賞後、怒りが止まらない件…。あのオチの脚本を許した上層部スタッフどうかしてると思う。山崎監督が一気に嫌いになりました》
などと、罵詈雑言の声が並ぶ。
名作とクソ映画を両立させる懐の深さ?しかし一転、山崎氏が監督を務め、同時期に公開されている『アルキメデスの大戦』では称賛の嵐が巻き起こっているようだ。