6歳の少女、父親の打ったゴルフボールが頭に当たり死亡 悲劇的な事故に同情の声が殺到 (1/2ページ)

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6歳の少女、父親の打ったゴルフボールが頭に当たり死亡 悲劇的な事故に同情の声が殺到

 ゴルフは仕事の付き合いや、旅行先のリゾートなどで、皆で楽しめるスポーツとして人気が高い。季節を問わずゴルフを楽しむ愛好家たちが、夏のゴルフで特に気をつけているのが熱中症対策だという。しかし中には、そうした対策が役に立たない悲劇的な事故もあるようだ。

 海外ニュースサイト『USA TODAY』は、米ユタ州オレムのゴルフ場で、父親の打ったゴルフボールが、娘の後頭部に直撃して、娘が死亡する事故が発生したと7月17日報じた。

 同記事によると、7月15日の朝、ケレン・ヒルさんは、ケレンさんの兄弟のブレイデンさん、ケレンさんの6歳になる娘のアリアちゃんと3人でユタ州のゴルフ場でゴルフを楽しんでいたという。ケレンさんがティーショットを打った際に、ゴルフカートの中で待っていたアリアちゃんの後頭部にゴルフボールが直撃。アリアちゃんは危篤状態であり、すぐさま救急車で地元の病院へ搬送され、その後ヘリコプターでソルトレイク市の病院まで運ばれたが、その日の夜に亡くなったという。

 オレム警察のトレント・コレッジ警部補の発表によると、緊急通報が入ったのは、午前10時25分頃。ケレンさんの打ったボールは、ミスショットになってしまったが、勢いよく飛んでアリアちゃんの後頭部と首の付け根付近に直撃したという。最終的に搬送されたソルトレイク市の子供病院では、死因は頭部外傷によるものと確認されたという。警察では、本件を事故と見ており、ケレンさんの立件を見送る方針だという。

アリアちゃんの叔父デビット・スミスさんは、「アリアは、ケレンのゴルフ仲間でした。ケレンと一緒にゴルフに行くのが大好きで、いつもカートに座って楽しそうに眺めていた。2人にとって、ゴルフは特別なものでした」と同記事の取材に対し語った。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「何とも痛ましい事故。自分がこの父親だったら立ち直れない」「悲劇としか言いようがない。アリアちゃんのご冥福をお祈り申し上げます」「こんなニュースは聞きたくない。亡くなった少女の家族を思うと胸が張り裂けそうだ」「私も子供をゴルフに連れていくが、今後は止めようかと思う」など、さまざまな声が上がった。

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