実録スカッと裏社会 サラリーマンも真似たい闇紳士7人の復讐劇② (1/2ページ)

週刊実話

実録スカッと裏社会 サラリーマンも真似たい闇紳士7人の復讐劇②

★禁断の秘儀「ガスライティング」の威力/現役ヤクザ幹部・玉森裕二(仮名・47歳)さんの場合
 俺らの世界も、最近はクソ生意気なガキが多くてね。礼儀行儀も知らないくせに、銭を稼いで親分に取り入るのだけはお手の物で、ちやほやされて調子に乗ってるから、頭にくるのなんの。

 昔のノリで、顔から火が出るほどヤキ入れたら気持ちいいんでしょうけど、今どきそんなことやったら警察に駆け込まれて、こっちが終わりますから(笑)。親分からも「若い衆を怒鳴るな、しかるな」とキツく言われてますよ。

 だったら、自主的に辞めてもらうしかないですよね。俺が子分連中に協力してもらって使うのが「ガスライティング(映画『ガス燈』にちなんで命名)」と呼ばれている手法で、まぁ簡単に言えば集団ストーカーみたいなもんです。

 例えば、牛丼屋に入っても居酒屋に行っても、なぜか同じ人間を見かけ、同じ会話が聞こえてくる。帰宅するといつも家の前に立っている者がいて、近づくと去っていく。

 その上で(組)事務所では「最近、お前ボーッとしてるけど大丈夫か?」と頻繁に声をかけ、まわりの人間にも「最近、どうも○○の様子がおかしい」と吹き込んで回る。要するに、ちやほやされているガキほど、みんなから「大丈夫か、大丈夫か?」と余計な心配をされるわけです。

 それで、親分から「一応、念のために診てもらってこい」と言われたガキは病院に行くわけですが、心療内科でこうした症状を話すと「気のせいです。あなたは典型的な統合失調症です」と診断され、精神安定剤漬けにされてジ・エンド。

 これは実際、一部の大企業でも行われていた悪名高い“追い出し技”で、俺が復讐屋をやっていたとき、最も効果的だった精神的虐待行為です。くれぐれもまねしちゃダメですよ(笑)。

★「誰か体を懸けられるヤツいるか?」/現役ヤクザ幹部・二階堂高志(仮名・46歳)さんの場合
 ヤクザの世界も親と上司は選べないとはよく言ったもので、兄貴分に惚れて稼業入りしても、ほかの幹部がクソ野郎だったなんてのがよくあってね。俺の場合は後者でした。

 うちの幹部連中ってのは、そろいもそろってシャブ中なんです。

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