猛暑を乗り切れ! 無駄ゼロ「カンペキ節約術」 (1/2ページ)

日刊大衆

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 連日続く猛暑の日々。エアコンをフル稼働させないと生活できないほどだが、ここで気になるのが電気代。夏になって、驚くほど金額が跳ね上がった経験は誰しもあるだろう。さらに水道代、飲料代など、何かと夏は出費が多い季節。しかし、出費をケチって体調を崩してしまっては、本末転倒だ。

 そこで今回は、夏を快適に過ごしながらも、家計に優しい「節約術」を検討していこう。

 まずは、夏最大の必須アイテム、エアコンだ。「資源エネルギー庁発表の資料によると、夏の日中の消費電力の約60%がエアコン。エアコンで、いかに節電できるかが夏の節約術の大きなポイントになります」(家電ライター)

 帰宅して暑いと、24度くらいで強風冷房。涼しくなると温度を上げたり、オフにしたりして、暑くなったらまた温度を下げる……なんて使い方をしている人も多いだろう。
「こういう使い方は、電気代のムダ使いです」こう話すのは、テレビでもおなじみの節約アドバイザー・和田由貴氏だ。

 和田氏によると、エアコンの電気代を節約するためには、まず何より「設定温度」が大切なのだそうだ。「エアコンの設定温度は、起きているときは27度、睡眠するときには28度に。これで体を慣らしてください」(和田氏)

 この設定温度でも、涼しく過ごせるコツは後述するが、設定温度が1度違うと、電気代は約10%も変わるのだという。ふだん25度に設定している人なら、27度の人より、約20%も電気代が余計にかかっていることになる。まずは設定温度を見直すだけで、大きな節約になるというわけだ。

 さらには、むやみに“オン・オフ”することもムダにつながる。電化製品はマメに電源オフすることが節約の近道のようにも思えるが、ことエアコンに関しては、そうではないのだ。「一度、設定温度まで冷えた後は送風状態が続くので、電気代はほとんどかかりません。在宅のときは、つけっぱなしが最も節約できる方法です」(前同)

 エアコンは、運転開始直後、つまり室温と設定温度の差が大きいときに一番電力を消費する。“マメなオン・オフ”は、これを繰り返すことになり、節約の面ではまさに愚の骨頂なのだ。

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