社内の先輩からのアプローチを「上手に断る方法」 (1/3ページ)
今回のお仕事ハックは「社内の先輩からのアプローチを断りたい」という女性のお悩みに、外資系OLコラムニストのぱぴこさんがアドバイス。
社内の先輩からのアプローチを断りたい
やたら飲みに誘ってくる先輩男子がいます。単純に後輩としてかわいがってくれているだけかと思いきや、2人で飲んでいるときに「ずっとかわいいと思ってた」「今度2人で遊びに行こう」など、好意的なことを言われます。ストレートに告白されたわけではないのと、仕事上でもかかわる機会が多いことから上手に断れず、2人で飲みに行く関係がダラダラと続いています。私は好意がないのでこういう関係はもうやめたいのですが、どう伝えればいいのでしょうか?
社内恋愛撲滅派のぱぴこです。私が心から嫌いなタイプの社内恋愛(という名のワンチャンねらい)のすべてが相談文に凝縮されており、濃厚な毒気にめまいがしました。
両思いだったらなんの問題もありませんが、私の相談箱には、本相談と同じように女性たちから「職場の人に2人きりの食事に誘われるが、私は好意がない。断って仕事に支障が出るのも困る。どうすればよいか?」という相談が山のようにきます。
この手の相談を見るたびに「職場は! 仕事を! する場所だ!」ということを、相手の男性の耳にスピーカーでお伝えしたい気持ちに駆られます。しかも、今回のように誘ってくる相手が「先輩」「上司」「取引先」などの関係の場合は、ご自宅に街宣車で突撃したくなります。
■親睦? 好意? 自意識過剰?
「誘い=好意」と決めつけるのは自意識過剰な気がするし、意識しないで行くべきなのでは? と悩む女性は多いです。
「親睦を深めるくらいだし、仲よくなれたら仕事もスムーズにはなるし、とりあえず行ってみようかな」
そんなふうに行った先で、「やめときゃよかった」という面倒くさい展開が発生するわけですね。この「やめときゃよかった」の心理も曲者です。
「最初に意思決定したのは自分だし、相手は“そのつもり”だったとしたら、なんでホイホイついて行っちゃったんだろう。