火星の生活を疑似体験する洞窟内アトラクションがガチすぎる件(スペイン) (1/3ページ)
一般人にも宇宙に手が届くようになるまでもう少しだ。今年6月、NASAは2020年から国際宇宙ステーションを一般に開放すると発表した。
これは大ニュースだが、それよりも火星でしょ! という人はもうしばらく待たねばならないかもしれない。
だが、どうしても待ちきれないというあなたにオススメなのが、地球の大気の中にいながらにして火星を体験できるアトラクションだ。
ASTROLAND / MISSION #1
・洞窟の地下の火星ステーション
このほどスペイン初の惑星間機関を標榜するアストロランド・エージェンシーが、スペイン北部にそびえるカンタブリア山脈の洞窟の中に、火星のコロニーを再現したアトラクションをオープンしたそうだ。
参加者は洞窟の中に設えられたアレス・ステーションで3日間、火星の「過酷な環境を模した科学的宇宙センター」を体験することになる。
・本格的な訓練付き
家から出て、帰宅するまでが遠足であるように、この火星体験もただ火星センターに行って滞在するだけのものではない。
滞在前、まず参加者は3週間のリモートトレーニングと3日間の運動・心理トレーニングを受けて、宇宙での歩き方など、サバイバルに必要な技能や心構えを習得しなければならないという本格的なものだ。
そして洞窟の施設内では、実験を行ったり、火星での人体の機能などいろいろなことを試しながら、ミッションを遂行することになる。