お金に詳しくなれる! 金融や投資がテーマの「経済系映画」 (1/6ページ)

学生の窓口

映画の中には、金融業界を舞台にしたり、金融・投資をテーマにする作品があり、特にリーマン・ショック以降は「金融危機」を扱った作品が目立ちます。
これらの作品を見ると、実際の金融業界がどのようなものなのかを知ることができ、勉強としても役立つ作品が少なくありません。
今回はそんな「金融や投資がテーマの映画」をご紹介します!

お金に詳しくなれる? 金融や投資がテーマの「経済系映画」!
『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』(2010年)

●世界的な金融危機を作った張本人はだれ?


リーマン・ショックと呼ばれる2008年の世界的な金融危機がどのようにして起こったのか、を描くドキュメンタリー映画です。ちなみに原題の「inside job」は「内部の者の犯行」という意味で、責任の所在が金融業界自体にあったことを示しています。

本作は、「プロローグ」の後、第1部「How We Got Here」(ここまでの経緯)から第5部「Where We Are Now」(現在の状況)までが続く、章立ての構成になっています。それぞれの章で、何が誰によってなされたかが描かれます。淡々と事実を積み上げて、金融危機をもたらした構造を明らかにしていきますが、観客はだんだん暗澹(あんたん)たる気持ちになります。
負の連鎖が続き、誰もそれを止めなかったことを理解するからです。

「事実は小説よりも奇なり」といいますが、往々にしてフィクションよりも「事実」のほうが怖いもの。
本作は、世界的な金融危機についての「怖い事実」を教えてくれる映画で、その衝撃ゆえか第83回アカデミー賞で「長編ドキュメンタリー映画賞」を獲得しました。

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