あおり運転加害者が46歳女性を殺害、そのいきさつに「免許を取り上げろ」と怒りの声 (1/3ページ)

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あおり運転加害者が46歳女性を殺害、そのいきさつに「免許を取り上げろ」と怒りの声

 日本でもつい最近あおり運転をした男が大きな話題となったが、海外には走行中のほかの車両に腹を立てて、過激な犯罪行為に出た者がいる。

 海外ニュースサイト『people』と『Fox6now』は2019年9月3日、あおり運転で追突事故を起こした男が、相手の車の同乗者を銃で撃って逮捕されたと報じた。

 記事によると、8月30日午後5時15分ごろ、米・ウィスコンシン州に住む46歳の母親は所有する車の助手席に座り、仮免許練習中の17歳の息子に運転の指導をしていたという。息子が交通量の比較的多い大通りを運転をしていた時、ジグザグ走行をしてあおり運転をしていた車に後ろから衝突されたそうだ。事故の程度は小さかったという。

 ウィスコンシン州・運輸省のHPによると、同州では15歳と6カ月から、いわゆる仮免許を取得できるという。運転免許の学科試験に合格し仮免許証を取得すると、公道で運転練習できる。路上で運転練習をするには、教習所に通うか、2年以上の運転経験を持つ運転免許保持者が助手席に座り運転指導を受ける方法があるそうだ。同州では親が子供に運転を指導するプログラムを作成しているという。また同省によると、親が10代の子供に運転を指導する方がその後の自動車事故は少ないという。

 母親は車から降りて自分の車の破損状況を確認した後、追突してきた車の運転手のところに行き何か言葉を交わしたそうだ。すると運転手の男が突然銃を取り出し母親に向けて発射。男はそのまま車で走り去ったという。

 目の前で母親が銃で撃たれる現場を目撃した息子は、母親を車に乗せて近くの病院まで運んだが、母親は病院で死亡が確認されたという。

 9月2日、警察は現場から逃げた35歳の男を逮捕した。記事が報じられた9月3日時点で、警察は男の人物像や逮捕容疑など詳細を明らかにしていないという。

 このニュースが世界に広がると、ネットでは「殺された母親と、母親を目の前で射された息子が気の毒」「母親は車から出ずに事故処理の警察を呼んで到着を待つべきだった」「この男は頭がおかしい、あおり運転をしておきながらさらに殺害まで…。同じ人間とは思えない」「あおり運転する奴は許せない。

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