【名古屋のお土産】林先生絶賛、まるで飲み物のような日本一みずみずしい水羊羹とは? / 愛知県名古屋市中区の「むらさきや」 (1/5ページ)
日本のほぼ中央に位置する5大都市の一つである「名古屋」といえば、独特すぎる食文化である「名古屋メシ」が、とても有名です。
美味しいウナギをつかったひつまぶしに、名古屋の麺文化の代表格きしめん、そして美味しい串カツに味噌の味わいをたっぷりと楽しめる土手煮、さらには100年以上の歴史をもつ居酒屋、そして激辛の台湾ラーメンに台湾まぜそばなど、いまなお産み出されている魅力的な「名古屋メシ」グルメに溢れています。
そんな名古屋には実は個性的な「名古屋メシ」にも負けない、美味しい和菓子があることをご存知でしょうか?
かつて江戸時代に名古屋を統治していた尾張徳川家は、親藩と呼ばれる徳川家康の男系男子の子孫が始祖となっている藩の中でも特に、徳川姓を名乗った御三家のうちの1つ。
さらにその御三家の筆頭格となったのが尾張徳川家なのです。
江戸時代当時は茶の湯は武士のたしなみの一つで、尾張徳川家でも歴代の当主が茶の湯を愛し、長きにわたって茶の湯の文化が育まれていきました。
そのため、現代にまでつづく名古屋の美味しい和菓子の文化が出来上がったという背景があります。