鳥谷敬「クビ通告」で阪神OB大激論!(1)「他球団でやります」と即答 (1/2ページ)

Asagei Biz

鳥谷敬
鳥谷敬

 CS進出争い真っただ中の阪神に激震が走った。シーズン最終盤のこの大事な時期に、“ミスタータイガース”が球団から来季構想外を通告されたのだ。唐突な“功労者クビ切り”に阪神ファン、阪神OBの間で賛否両論、激論が交わされている。

 8月29日、対巨人戦の試合前に甲子園球場のクラブハウスに揚塩健治球団社長を含む3人の球団幹部が出向き、今季が5年契約の最終年となった鳥谷敬(38)と、進退に関する会談を開いた。在阪スポーツ紙記者が解説する。

「開口一番、揚塩社長から『鳥谷君、ユニホームを脱いでください』と来季の構想から外れていることを通告されたといいます。30日に『引退勧告』の事実が報じられると、翌31日に『ファンの皆さんに、今シーズンで自分はどういう形にしてもタイガースのユニホームを脱ぐということを伝えたい』と今季限りでの阪神退団の意向を公表したんです。CS進出に向けてチーム一丸の気勢高まる時期だけに、チーム内でも若手選手を中心に『なんで今なんだ?』と驚きの声が飛び交っています」

 コトの発端は、25日のヤクルト戦に遡る。今季の神宮球場での最終戦をみずからのヒットで飾った鳥谷は「神宮というか自分も最後かもしれないので、いい打席だったと思います」と進退についてほのめかすコメントを残したのだ。それ以前から球団は鳥谷に引退を打診するような接触をしていた、という声も伝わっている。いずれにせよ、鳥谷の発言を受けた球団幹部が慌てて話し合いの場を設けたような形なのだ。もちろん、引退の花道を飾らせるための段取りだったのかもしれないが、結論を急ぎすぎた感は否めない。

「歴代2位の1939試合連続出場、史上50人目の2000安打達成という輝かしい実績を誇る阪神の功労者に対する球団追い出しという仕打ちです。鳥谷は『移籍します。他球団でやります』と即答したそうです」(球団関係者)

 この事態に阪神ファンだけでなく、阪神OBからもさまざまな声が上がっている。85年に先発の軸として活躍した日本一メンバー・中田良弘氏はしばし沈黙してから口を開いた。

「掛布さんなどもそうでしたが、阪神のベテラン選手に対する扱いはこんなものかもしれません。とはいえ、下打ち合わせも含めて、もう少し水面下でうまくできなかったのかという印象です。

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