劇場公開されなかった傑作映画5選 (1/4ページ)

学生の窓口

洋画の中には、面白いのに日本では劇場公開されないという作品があります。俗に「ビデオスルー」「DVDスルー」なんていわれますが、そのような作品の中にも傑作があるものです。
権利が高額、日本人にはウケないのでは? と判断された、など日本未公開の理由はさまざま。今回はそんな「日本では劇場未公開だったけど傑作映画」をご紹介します。

『Love,サイモン 17歳の告白』(2018年)

●爽やかな青春映画

ベッキー・アルバータリの小説『サイモンvs人類平等化計画』(原題『Simon vs. the Homo Sapiens Agenda』)を原作とする映画です。

サイモン・スピアーは同性愛者でしたが、それを周囲に隠して高校生活を送っていました。サイモンは同じ高校に自分と同じ同性愛者がいて、ネット上で「ブルー」と名乗っていることを知ります。サイモンは「ジャック」と名乗り、ブルーに接触。二人は仲良くなるのですが、ネット上のやりとりが流出する事件が起こります。同級生のマーティンは、サイモンが同性愛者だと知り、秘密をバラされたくなかったら自分とアビーとの仲を取り持つようにと脅迫。そこからサイモンを取り巻く人間関係が急展開し……というストーリーです。

シリアスな設定ではありますが、本作はあくまでも学園青春ドラマ。後味も爽やかな作品です。サイモンの悩みは特別なものではありません。ゲイであろうがなかろうが人を恋する気持ちに変わりはありません。

登場人物はみんな同じように恋をし、悩みます。本作を見る全員が、きっとその姿に共感することでしょう。
⇒『Amazon Prime』では本作をレンタル視聴できます。

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