滝の上で立ち往生した一家、ボトルにSOSのメモを入れて川に流し望みを託したところ、無事救助される(アメリカ) (1/3ページ)

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滝の上で立ち往生した一家、ボトルにSOSのメモを入れて川に流し望みを託したところ、無事救助される(アメリカ)
滝の上で立ち往生した一家、ボトルにSOSのメモを入れて川に流し望みを託したところ、無事救助される(アメリカ)

Alexas_Fotos/pixabay

 誰かの書いたメッセージが入ったボトルが海へと流され、見知らぬ誰かがそれを拾い、そこから驚く奇跡的なストーリーが展開するというような話は、フィクションの中で起こるものであって、実際には滅多にない。

 しかし今回、その奇跡のような出来事が、ある家族に起こった。

 アメリカ・カリフォルニア州で、ハイキング旅行中の一家が、滝の上で立ち往生するというアクシデントに見舞われるも、SOSのメッセージを書いたメモをプラスチック製ボトルに入れて川に流し救助を求めたところ、運よく人の目に留まったのだ。

 おかげで、3人は無事に救助されるというハッピーエンドとなった。

Message in a bottle helps rescue family trapped on California camping trip

・ハイキング中3日目にアクシデント発生

 カーティス・ウィットソンさんと息子のハンター君(13歳)、カーティスさんの恋人クリスタル・ラミレズさんの3人は、カリフォルニア州アロヨ・セコに4日間の予定でハイキングに向かった。

 カーティスさんは、7年前にも同じルートでハイキングをした経験があり、土地勘もあったのだろう。3日目までは、3人はスムーズにハイキングを終えた。

 ところがあと残り1日という時に、一家は高さ12メートル以上ある滝の上で立ち往生する事態になってしまった。

 水位が予想していたよりも高く、カーティスさんがあると予想していた滝の下降用ロープが無かったのだ。カーティスさんによると、7年前は太いロープを使って滝を安全に下降できたという。

 しかし、そのロープがないとなると一家が持っている細めのロープでは、高さがある滝を降りる安全性は保障されない。3人はリスクを冒すことを止め、何とかして救助を求める方法を考えた。
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