「結婚しない大人の男」6タイプ (1/4ページ)

マイナビウーマン

「結婚しない大人の男」6タイプ
「結婚しない大人の男」6タイプ

人類最大の発明とは結婚制度である。

強大な男性権力者や突出した魅力のある男性に女性が殺到すると、その恩恵にあずかることができない多数の男性が、女性からあぶれてしまう。

多数の男性が女性からあぶれるとどうなるか。女性を寡占する男性に対して怨嗟と嫉妬が起こる。それすなわち社会不安となり、下位男性が上位男性を下克上し、政権は革命で転覆する。国家が破滅する。

それを防ぐために、非権力者にも、性的に魅力の乏しい男性にも、平等に女性を「配分」するために考案されたのが結婚制度であると私は考える。

さらに一歩進んで、近代西欧国家は「一夫一妻」を原則とした。これは人権の要請ではなく、あくまで一部の特権的男性が女性に対してエンクロージャー(囲い込み)を行い、非特権階級の男性からの反乱やクーデターを防ぐ社会システムなのである。

これが結婚の本質である。だから結婚とはシステムなのである。女性側からこのシステムを見るとどうなるのか。前述した関係が逆転するだけで、本質的にはなんら変わらない。

突出した魅力のある女性に男性が群がると、そうでない女性があぶれてしまう。すると、女性にも参政権を認めた近代国家では、社会不安が起こる。

だから、ただひとりの女性も男性からあぶれないように、近代国家は「一夫一妻」のシステムを護持しているのである。

■結婚したい男女のミスマッチが起こる理由

30代、40代女性の未婚率が過去最高記録を更新中の現代、同じように男性の未婚率も過去最高を更新し続けている。最新の統計では、男性の5分の1、つまり約20%が一生涯独身を貫くというデータがある。ところが、この統計の内実を探ってみると、未婚者の実に約80%以上は結婚願望がある、と出る。

つまり、結婚したい女性と、結婚したい男性のミスマッチが起こっているのである。この理由はたった2つ。

第一に、結婚という社会システムを支えてきた伝統的な村落共同体(地域共同体)、職能共同体(終身雇用)が崩壊したことにより、男女の出会う時間の総量が減少したこと。

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