品川名物「子供からTwitterを取り上げる母の像」 本当は何の象徴?現地で調べてみた (1/2ページ)

Jタウンネット

何にみえる?(画像は2019年9月19日昼、編集部撮影以下同)
何にみえる?(画像は2019年9月19日昼、編集部撮影以下同)

JR大井町駅(東京都品川区)中央口前のとある像をご存知だろうか。


何にみえる?(画像は2019年9月19日昼、編集部撮影以下同)

街に溶け込んでいて、目を留めず通りすぎてしまいそうなデザインだ。しかしこの像が、ツイッター上で思わぬ脚光を浴びている。

幼い子供と手を繋いだ女性が高らかと掲げている鳥が、ツイッターアプリのアイコンのように見えるためだ。実際、この像を見たツイッターユーザーからは、

「大井町名物 我が子からTwitterを取り上げる母の像」「こどもからTwitterを取り上げる母親の像」「これがかの有名な大井町の『子からTwitterを取り上げる母の像』か~」

といった反応が続々と寄せられている。

はたして、この像はいったい何なのだろうか。詳しい事情を知るべく、Jタウンネット編集部が現場へ向かった。

鳩がくわえているのは「爆弾」だった 台座には「平和の誓い」
台座には「平和の誓い」

銅像の台座をよく見ると、「平和の誓い」と書かれている。そう、この像の正式名称は「平和の誓い像」なのだ。

そして像の裏に回り込んでみると...。

御影石には製作者の名前が
御影石には製作者の名前が

作者は小金丸幾久(こがねまる・いくひさ)さんだということがわかる。是非とも作者に設置理由を聞いてみたいと思ったが、2003年に亡くなっていた。

長崎県の公式サイトによると、小金丸さんは長崎県生まれの彫刻家。1915年生まれ。本陶彫会会員や東京大学建築学科の講師などを務めていた大家だ。

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