男子にとっての「仕事」の価値を知ると、いろいろ見えてくるかも (1/2ページ)
「私と仕事と、どっちが大切なの?」と言ってしまう女子。困る男子。
「彼女の方が給料高いのは我慢できない」と言ってしまう(一見)情けない男子。呆れる女子。
この"仕事"を軸にしたすれ違いというのは、男女間ではとてもよくあることですが、それはきっと、その"仕事"というものに対する価値観に両者の間で違いがあるからでしょう。
今回は、男子にとって仕事がどんな意味のあるものかというのを彼ら目線で考えてみましょう。
まず驚きなのが、仕事を「自分の生きがい」とか「自分の存在意義」とか感じている男子はとても多いということです。
もちろん女子でもこういう人はいるわけですが、いくら男女平等の現代になっても、実際問題として、男子には結婚や出産を理由に仕事をやめるということはほぼなくて、それこそ「一生働く」覚悟を持った人がほとんどです。
そうなると当然に、自分がどんな仕事をするか、仕事を通して自分の個性とか魅力とかをどうやって出していくか、仕事によっていかに世の中に貢献するか、みたいなことを考えてる人は想像以上に多いんです。
「60歳まで働くんだ」となれば、せっかくなら楽しかったりやりがいがあったりする方がいいですから、彼らがこう考えるのはまあ当然といえば当然かもしれません。
繰り返しますが、女子にもこういう人がいるのはわかってますよ。だけど、実際には、ある一組のカップルを捕まえてみたとき、彼氏の方がこう考えてるけど、彼女は違うっていうケースが多いってことで、だから"仕事"にまつわるすれ違いがたくさん起こりがちだということです。
これがわかってくると、冒頭のすれ違いのカラクリがわかってきます。多くの男子にとって、仕事はアイデンティティであって、それを通じて自分を表現するもの。週に5日、一日の大半を費やすものだから、せっかくならそれを通して自己実現したいと考えるもの。