坂井真紀がエロスを爆発させた旧作『ノン子36歳(家事手伝い)』 (1/2ページ)

まいじつ

坂井真紀がエロスを爆発させた旧作『ノン子36歳(家事手伝い)』


作品目 『ノン子36歳(家事手伝い)』
ゼアリズエンタープライズ 2008年 DVD発売中
監督/熊切和嘉
出演/坂井真紀、鶴見辰吾、星野源、津田寛治、佐藤仁美ほか

話題の新作映画『惡の華』で伊藤健太郎扮する主人公・高男の母を演じたのが坂井真紀。父親役は鶴見辰吾でピンと来て、この旧作を連想する人はスルドイ。11年前、この2人が〝腐れ縁〟の元夫婦役で主演していたのだ。あの2人が、その後ヨリを戻し、『惡の華』で中学生の息子を持つ親になっていた…と妄想するのも一興か。新作では子を心配する一般的な父母役だが、かつては激しいカラミの〝腐れ縁セックス〟を披露していたのだから、興味津々となる。

東京で芸能界に籍を置いたが、芽が出ず、マネジャーの宇田川(鶴見辰吾)と結婚してもすぐに離婚し、今は埼玉県秩父の実家で肩身の狭い思いで暮らしているノブ子、通称ノン子(坂井真紀)。ヤル気のない日常の中、神社でヒヨコを売っている若者・マサル(星野源)と仲良くなる。一途な年下青年に、閉ざした心が少しづつ開くが、そこに前夫の宇田川が現れ、ノン子は揺れ動く…。

坂井真紀の初脱ぎが話題に

三十路後半女の心に宿る空白と再生を見事に描いた傑作で、ボクの大好きな作品だ。公開当時ベストワンに投票したほど。ハイライトは、何と言っても坂井・鶴見の濡れ場だろう。坂井は実年齢も当時、映画とほぼ同じで、〝アイドルくずれ〟という微妙な設定が似合うようになったころだけに、坂井が渾身の濡れ場に挑み、初脱ぎしたことが話題にもなったものだ。

元夫兼マネジャーの鶴見に復縁を迫られ、安旅館でなし崩し的にセックスするシーンの妙な現実感が白眉である。腐れ縁男女ならではの独特のすえたニオいが、何ともエロい。坂井のスレンダー乳もこの雰囲気にピッタリだった。そそくさと脱衣し、イレようとする鶴見に「まだ(アレが)形になってない…」と漏らすあたり実にリアル。コタツが中央に置かれていて狭い室内で悪戦苦闘しながらまぐわう〝元夫婦の営み〟はワイセツですらある。

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