日本シリーズ直前!プロ野球ランキング「本当に好きな監督」 (3/4ページ)
金本、伊良部、下柳らを惜しみなく補強した03年の優勝にはビックリした」(49・和歌山県)
近年、ダントツの成績を残して名監督の呼び声高いのは、3期にわたって巨人を率いた原辰徳監督で、第5位にランクイン。監督在任中の13年間で8度の優勝、日本一3回と、その成績は群を抜いている。
「情に流されず、選手をやりくりする手腕は見事。一方で9月24日、今季の甲子園最終戦で9回のマウンドに藤川球児が立つと、すぐさま代打に阿部慎之助を送り、最高の勝負を演出した。ファンを喜ばせる術も分かっている」(39・長野県)
■原辰徳に対抗できるのが落合博満
この原監督の戦績に対抗できるのが落合博満監督だ。通算8年間で4回のリーグ優勝、日本一1回、在任中はすべてAクラスという輝かしい実績を残して、第6位にランクイン。「勝てばファンはついてくると、ファンサービスを軽視し、マスコミにも情報を流さない姿勢には反発もあった」(42・三重県)
落合とは対照的にファンサービスに力を入れたのが近鉄とオリックスで指揮を執った仰木彬監督で、第7位に。「オリックス時代、鈴木一朗という無名選手の才能を見抜いて、イチローと名づけて、パンチ佐藤とともに売り出そうとした手腕は今でも語り草」(55・岡山県)
このイチローの活躍でチームは日本一に。さらにメジャーの歴史にも名を残す大スターになったわけだから、仰木監督の慧眼は見事というほかない。