30歳の娘が未婚であることに腹を立てた母親 鉄の棒で娘をボコボコに殴り怪我を負わせる (1/2ページ)

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30歳の娘が未婚であることに腹を立てた母親 鉄の棒で娘をボコボコに殴り怪我を負わせる

 適齢期で結婚をしていないと、親からプレッシャーを受けることはあるかもしれない。海外では、結婚をしていないからと親から暴力を受けた女性がいる。

 中国・江蘇(こうそ)省に住む30歳の女性が、未婚であることを理由に母親から殴られ、怪我を負ったと、海外ニュースサイト『South China Morning Post』が11月2日に報じた。同記事によると、9月、母親は女性が未婚であることに腹を立て、鉄の棒で娘の腕や脚、尻を繰り返し殴ったそうだ。娘は腕や脚を打撲し出血した。同記事は娘の腕の怪我の写真を公開しているが、腕の外側が内出血して10センチほどの大きさに腫れ、皮膚が盛り上がっているのが分かる。娘は母親が経営しているレストランを手伝っていたが、レストランを手伝う前までは別の仕事に就いており、娘の別の仕事の稼ぎが少なかったことにも母親は腹を立てていたという。

 娘が警察に通報し、母親は逮捕された。母親は8万元(約124万5000円)の保釈金を支払い、その日のうちに保釈された。同記事によると、娘は過去に何度か結婚していないことを理由に母親に殴られたことがあり、これまでに2回、警察に相談したそうだ。その際、警察は娘の傷が軽度だったため、母親に対し注意するだけだった。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「結婚は本人の自由。いくら親だからといって強要はできない」「暴力を振るった母親は間違っている。家族なら話合う時間はいくらでもあったはず」「中国では、30歳の娘が結婚していないのは家族の恥だと思う」などの声が挙がっていた。

 ビジネス情報を提供するサイト『PRESIDENT Online』が2018年5月に公開した記事によると、上海市の平均初婚年齢は男性34歳、女性32歳にまでに上がり、都市部では晩婚化が進んでいる。しかし今でも、初対面の相手に「自分は30歳を過ぎているが未婚だ」と伝えると「ご両親は死ぬほど焦っているでしょう」と言われることがよくあるそうだ。30歳前後の未婚の男女に対する親や世間からのプレッシャーは厳しく、旧正月などの帰郷のシーズンに「レンタル恋人」を雇って、恋人がいるふりをすることも珍しくないという。

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