ビールを飲みながらスクールバスを運転、運転手の女を逮捕 紙袋で隠しながら2缶飲み干す (1/2ページ)

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ビールを飲みながらスクールバスを運転、運転手の女を逮捕 紙袋で隠しながら2缶飲み干す

 飲酒運転に厳しい目が向けられるようになり、国内外で厳罰化が進んでいる。海外では、スクールバスの運転手が飲酒運転をした。

 アメリカ・イリノイ州で小学校のスクールバスの運転手の44歳の女が飲酒運転をして逮捕されたと海外ニュースサイト『NBCNews』と『CNN』が11月28日までに報じた。報道によると、女は11月15日の朝、スクールバスでコンビニエンスストアに行き、ビールを購入したという。

 コンビニエンスストアの店員が警察に「スクールバスの運転手がビールを買ってスクールバスに乗り込んだ」と通報したことで事件が発覚。警察がスクールバス内に設置されているビデオを確認したところ、女はスクールバスを運転しつつ、茶色い紙袋でビールを隠しながら、ビールを2缶飲み干していた。

 女が運転するスクールバスには32人の小学生の子供が乗っており、女は子供たちを乗せたまま約40マイル(約64.3キロメートル)の距離を運転したそうだ。幸い事故にはならなかったが、学校から委託されたスクールバス会社は女を解雇。警察は女を逮捕した。

 このニュースが世界に広がるとネット上では「この女は子供たちの安全を守らなければならない立場なのに自覚がなさすぎる」「自分の子供がこのバスに乗っていたらと思うと恐ろしい」「子供を乗せた状態で飲酒運転をするなんて、普通はありえない。この女はもしかしたらアル中だったのかもしれない」「女には余罪がありそう。コンビニの店員が警察に電話してくれてよかった」などの声が挙がっていた。

 スクールバスの運転手が飲酒し事故を起こした事件は、海外だけではなく日本でもあるようだ。

 愛知県・西予市で小学校のスクールバスを運転していた48歳の男が一般車両と物損事故を起こしたと『愛媛新聞ONLINE』(愛媛新聞社)が10月11日に報じた。男の呼気からはアルコールが検出されたという。

 同記事によると、10月10日の朝、スクールバスは同市の県道で乗用車と出合い頭に衝突したそうだ。スクールバスは最初に児童を乗せる場所に向かう途中で、男が事故を起こした時、スクールバスには児童は乗っていなかった。バスには8人の小学生が乗車する予定だったという。

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