この資格でナンボ稼げる?(46) 男性でも一目置かれる「秘書検定」 (1/2ページ)

Asagei Biz

資格イメージ
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 U-NEXTやBS11などで放送されている韓国のドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」が韓流ファンの間で人気のようですね。本作はツンデレ御曹司と敏腕秘書が織り成す、シンデレラ・ラブコメディですが、実際の秘書という仕事には社会人としての〝総合力〟が求められます。恋愛ドラマのように甘くはありません。

 そこで、今回ご紹介するのが「秘書検定」。秘書に限らず、社会人なら誰でも役に立つ知識が学べる検定です。

 それでは例題を見てみましょう。

〈問1〉「参る」の言葉遣いが不適当と思われるものは①「郵便局には私が参ります」、②「タクシーがただ今参りました」、③「弊社へ参っていただけませんでしょうか」、④「資料をお届けに参りました」のうちどれ?

〈問2〉ビジネスの場では、それまでの役職や地位から低いところに落とされることを「左遷」と言いますが、この言葉の反対語は①栄転、②右遷、③出世、④異動のうちどれ?

 実際の問題は選択問題(マークシート方式)や記述式で出題されます。例題の答えは〈問1〉が③、〈問2〉が①となっています。

 試験区分は3級、2級、準1級、1級の4つがあり、受験料は2800円(3級)〜6500円(1級)となっています。

 私は2級に合格していますが、この検定を受けたのはかれこれ20年近く前のこと。大学生の時に資格・検定のおもしろさに目覚めて、2つ目ぐらいに挑戦したので思い出深いですね。

 秘書と聞くと、どうしても女性が就く職業というイメージがいまだに強いでしょう。しかし、私は講演や取材などで、よく学生や新社会人に向けて、男女問わず、この検定をすすめています。

 前述のとおり、秘書検定ではビジネスマナーや日本語力など、社会人の一般常識が学べます。そのため、就職活動では、履歴書の資格欄に「秘書検定〇級」と書いておけば、ライバルに差をつけることができます。

 あるいは、OJT(職務訓練)があまり充実していない企業に就職した新社会人でも、この検定でハイクラスのビジネスマナーを学ぶことができ、営業成績や人事評価に好影響をもたらすかもしれません。

 一方で、管理職も秘書検定に合格するメリットはあります。

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