バナナが壁にダクトテープで張り付けられた高額アート、来場者に食べられてしまうというアクシデント勃発(アメリカ) (1/5ページ)
galerieperrotin/Instagram
今月7日、アメリカのフロリダ州のイベントで展示されていた超高額のアート作品が、公衆の面前で食べられた!というニュースが物議をかもしている。
その作品はダクトテープで壁に貼られた1本の本物のバナナ。なのに価格は12万ドル(約1300万円)もするのだ。
「コメディアン」と題された作品は、素人目には価値を見出しにくいものの、展示初日の5日から多くの人が一目見ようと押しかけるほどの人気だった。
が、その貴重なバナナがあるアーティストにペロリと食されてしまったのだ。
・テープで貼っただけのバナナが1300万円?
これはイタリアの芸術家マウリツィオ・カテラン氏による「コメディアン」という作品で、今月5日からマイアミで開かれたArt Baselというイベントに出展されていた。
出展当時の「コメディアン」
この投稿をInstagramで見るPerrotin Gallery(@galerieperrotin)がシェアした投稿 - 2019年12月月4日午前5時44分PST
この作品はフランスのパリのギャラリーペロタンが販売し、フランスのアートコレクターが12万ドル(約1300万円)で購入。さらに驚くべきことに同様の2作目も同価格で売れた。