これからが本番!医師が実践する「インフルエンザ」意外と知らない対策とは

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インフルエンザイメージ
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 この時期、毎日のようにインフルエンザの患者と接する医師。しかし、医療関係者がインフルエンザにかかったという話はあまり聞かない。医師ならではの対策に耳を傾けてみると——。
 
 某内科医が言う。

「免疫力を高めるには、まず腸内環境を整える必要があります。朝は抗インフルエンザ効果があるとされる納豆に始まり、ヨーグルト、甘酒などの発酵食品を毎日食べるといいでしょう。腸を冷やすと免疫力が低下するため、冷たいジュース類はなるべく口にしないこと。これで私の場合は20年間、インフルエンザにかかったことはありませんよ」

 もちろん、部屋に加湿器を置き、湿度を50〜60%に保つという基本事項は守っているという。ホテルなどに宿泊する際は、湯船にお湯をためて、濡らしたタオルを部屋にかけておく。紅茶を小まめに補給してノドの乾燥を防ぐことも忘れない。これは、ノドの粘膜が乾燥してウイルスに対する防御機能が低下するのを防ぐためだ。

「外出時、電車のつり革やドアノブなどに触れて、インフルエンザウイルスが付着する可能性があります。しかも、意識せずにその手で顔に触れてしまい、顔にもウイルスが付いてしまうパターンが多いんです。そのため帰宅後、手洗いはもちろんのこと洗顔も欠かさないことです」(前出・内科医)

 加えて、呼吸法にも気をつける点があるという。

「普段から、できるだけ鼻呼吸を心がけることです。鼻の中は、鼻毛に線毛、そして粘液などフィルターが二重三重にあるため、ウイルスをトラップできる。鼻が詰まってしまった場合は、就寝時に蒸しタオルを顔に当て、なるべく鼻が通るようにすることです」(前出・内科医)

 これから本格的な流行時期に向け、心掛けておこう。

(蓮見茂)

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