中日・根尾が二軍、ルーキー石川が開幕一軍? 就任2年目のシーズン、与田監督が目論むチーム構想とは (1/2ページ)

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 2年目のキャンプは「重圧」との戦いとなりそうだ。

 2020年シーズン、中日の開幕戦は、「ルーキー・石川が一軍、2年目の根尾が二軍」なんてことも十分にあり得る状況だ。

 「与田剛監督は高橋周平を中心とした若い、新しいチームに作り替えようとしています」(地元メディア)

 昨秋のキャンプ中もそうだった。記者団にチームビジョンを聞かれると、必ず名前が出ていたのが高橋。そして、根尾昂、昨秋ドラフト1位の石川昂弥(東邦)を指して、「高橋が」と、また彼の名前を出して、2人の兄貴分になってもらいたいとも期待していた。

 3人とも、ドラフト1位だ。高卒1位である。地元ファンの注目度も高く、経験者にしか分からない苦しみもある。それを乗り越えた高橋に、根尾、石川を牽引してもらいたいと思っているのだろう。しかし、高橋に続く根尾、石川はキャンプ、オープン戦で明暗を分けそうなのだ。

 根尾は昨秋から外野守備の練習にも取り組んでいる。その外野守備について、与田監督のビジョンも見えてきた。

 「根尾にとっては試練のシーズンとなりそうですね。それも、オープン戦までに結果を出さないと…」(関係者)

 根尾が外野守備の練習を始め、地元メディアには「1つの疑問」も芽生えた。外野の守備練習は出場機会を増やすためだが、2020年は「外野手として、二軍でフル出場させるのか」、それとも、「一軍に帯同させ、守備固め要員、代打で起用するのか」――。与田監督と一軍首脳陣は、春季キャンプの選手振り分けを話し合うミーティングで、根尾の起用法を改めて確認したそうだ。

 根尾がオープン戦期間中、打撃で結果を出したら、一軍待遇。ダメだったら、二軍、と。

 前出の関係者がこう続ける。

 「根尾に対する期待の大きさですよ。走攻守の全てにおいて、トップレベルに育てなければならない逸材です。オープン戦で打てなかったら、二軍落ち。好成績を残したら、一軍でスタメンを争わせるつもりですが」

 バットで結果を出さなければならないが、「この数字以上を残したら」という、打率、ホームラン数などの具体的なノルマは決められていない。

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