インド、バイクのノーヘル走行に意外な罰で効果、法律として採用される (1/2ページ)

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 世界にはさまざまな法律があるが、インドでは、一風変わった法律が施行された。

 インド・マディヤ・プラデーシュ州で、ヘルメットを着用せずにオートバイやスクーターに乗っていた人に対し、反省文を書かせる法律が施行されたと、海外ニュースサイト『News18』と『Storypick』が1月17日までに報じた。

 報道によると、同州の警察は、ヘルメットを着用せずにオートバイやスクーターに乗る人が増加していることから、違反者に「なぜヘルメットを着用しなかったのか」について100語以上の反省文を書かせる法律を施行したという。同州の警察は、これまでにもヘルメットを着用しなかった人に対し、罰金や免許停止処分を科してきたが、効果はあまり見られなかった。

 反省文を書かせる法律は1月11日から17日までの間で試験的に施行され、施行された7日間で150人以上が反省文を書いた。同州の警察は「交通ルールに対する意識が高まった」として、17日以降も法律を継続して有効にすることにしたという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「ジョークでしょ? こんな法律聞いたことがない。反省文は誰がチェックするんだ」「100語は少なすぎるのでは? ヘルメット着用を徹底させるにはもっと厳しい罰が必要」「交通ルールを理解する人が増えたならよかったのかも。反省文を書くのは意外と苦痛」などの声が挙がっていた。

 インドには、他にも奇妙な法律がいくつかあるようだ。

 マハーラーシュトラ州では1911年以降、10人以上の男女が、クラブやバーのダンスフロアや公共の場で踊ることを禁止する法律がある。大勢が集まってダンスをすると、大衆の興奮を引き起こし、治安が乱れる可能性があるからだという。

 もし10人以上の男女が踊る催し物を実行したい場合は、催し物が開催される3日前までに催し物の意図や時間、場所を地元の警察までに通知し、承認されなければならない。違反した場合、最大10万ドル(約1100万円)の罰金が科せられる可能性があるという。

 またアーンドラ・プラデーシュ州では、車検などを行う自動車検査官になるには歯並びが良くなければならないという法律がある。

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