スーパーで「コロナウイルスに注意」の看板をつけ液体を噴霧した少年2人を逮捕 各地でいたずらが横行 (1/3ページ)

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 コロナウイルスの感染拡大が続いているが、海外ではコロナウイルスに関連したいたずらが横行しているようだ。
 アメリカ・イリノイ州で、19歳の少年2人が、同州にある大型スーパーマーケットで、あたかもコロナウイルスの感染が確認されたかのようないたずらをして逮捕されたと、海外ニュースサイト『Fox News』と『NBC Chicago』が2月7日までに報じた。

 報道によると、2人は2月4日の午後4時頃、大型スーパーマーケット「ウォルマート」に出向いたという。2人は医療用のマスクを着け、「コロナウイルスに注意してください」と手書きで書かれた看板を背中に着けて、何らかの液体を噴霧したそうだ。液体はスーパーマーケット内の野菜や果物、衣料品などに噴霧された。

 2人が去った後、従業員が監視カメラの映像を確認したことで、事件が発覚。2月7日、2人は店に損害を与えた罪や、公の場での迷惑行為の罪で逮捕された。なお、ウォルマートによると、損害は9700ドル(約106万円)以上に上るそうだが、液体による健康被害は今のところ確認されていない。

 海外には、他にもコロナウイルスを利用したいたずらをした人間がいる。
 カナダ・トロントからジャマイカに向かう飛行機の中で、28歳の男が「コロナウイルスに感染している」と嘘をついたことで飛行機が引き返したと、海外ニュースサイト『New York Post』と『METRO』が2月5日に報じた。同記事によると、男は上空を飛んでいる機内で立ち上がり、周囲の乗客に向かって、周囲に聞こえるように「僕は武漢から戻ってきたばかりで今、本当に具合が悪い。多分、コロナウイルスに感染していると思う」と言い続けたという。

 男は、自分が発言している様子や、男の発言を聞いた周りの乗客の様子の動画を撮影し、自身のInstagramにフライトの途中で投稿した。周りの乗客は、男の発言を信じ怖がる人もいれば、男の発言が嘘だと疑いブーイングをする人もいた。動画を投稿した時点で、男のInstagramには3万人以上のフォロワーがいたそうだ。

 客室乗務員が男の発言を聞き、男の発言の真偽は分からないものの、飛行機はトロントに戻る判断をされた。飛行機には343人の乗客が乗っていたという。

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