「ご縁があればという選手も…」琉球、球団代表が村中以上の大型補強を示唆? 清水監督も“波及効果”に期待 (1/2ページ)

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清水直之監督、村中恭兵
清水直之監督、村中恭兵

 昨年7月に創設された沖縄の新球団・琉球ブルーオーシャンズの監督を務める清水直行監督が、14日に開催された元ヤクルト・村中恭兵の入団会見に出席。村中を獲得した狙いについて語った。

 清水監督は現役時代ロッテ (2000-2009)、横浜・DeNA (2010-2012)の2球団でプレーし、通算で「294試合・105勝100敗・防御率4.16」といった数字を残した投手。無所属の状態を経て2014年に引退した後は古巣ロッテやニュージーランド野球代表で投手コーチを歴任し、2019年10月8日に琉球の初代監督に就任している。

 村中を獲得した狙いについて、清水監督は「投手が今(チームに)8人いるという中で『これで全部ではない』ということを球団と話していたところ、球団が(新戦力の)獲得を検討してくれることになりました。(中でも)左投手というものは貴重な存在ですし、今後チームのエース格となってもらえるような選手(が欲しい)ということで探していました」と、実績のある左腕がチームの補強ポイントであったからだと説明。

 続けて、「(交渉の結果)村中選手から『ここでプレーしたい』という言葉をもらえた。今日はこうして皆さんの前で会見ができて嬉しく思っています」と発言し、日本プロ野球(NPB)で通算46勝をマークしている左腕である村中の加入に満足感をにじませていた。

 清水監督は「村中投手はABL(オーストラリアのウインターリーグ)でプレーした経験を、他の選手と長い時間をかけて話せる。(これは)経験したことのない選手にとっては必ずプラスになると思っています」と、プレー面以外での狙いについても言及。つい最近まで異国の地でプレーしていた村中の経験・体験は、他の選手にも好影響をもたらすと断言していた。

 一方、村中は会見の中で将来的にNPBに復帰したい意向も口にしているが、この点についても清水監督は「それも一つの目標としてあっていい」と歓迎。会見に同席した北川智哉球団代表は「3年で(新規参入)機運を作る」と球団としての目標を口にしていたが、清水監督は個人的なNPB復帰についても「選手の目標がどんどん高くなる。そういった部分に非常に期待しています」とチーム全体に刺激をもたらすことを期待していた。

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