希望者殺到“声優界”にベテランが警鐘…「憧れだけではどうにもならない」 (2/2ページ)

まいじつ

大御所声優の大塚明夫は「1960年代は、50しかない椅子に50人の役者が余らず座っているような状態で、声優なんてのは売れない役者の成れの果てだと見なされていた」と発言しているが、現在は300の椅子を1万人以上の声優が奪い合っているのだとか。

「結局、憧れだけではどうにもならないということです。仕事を得るため、若い女性声優の間では公然と〝枕営業〟がまん延しており、しかも、身体を張っても、きちんとした仕事にありつけるのはごくわずか。もはや肝心の声だけではなく、アイドル並みの容姿を持っている女性ですら、ままならないのが現状です」(同・関係者)

前出の大塚明夫は「こんなに商売として成り立っていないものを、安易に将来の職業として選ぶのは危険です。即刻やめた方がいい」とメディアの取材に答え、声優希望者に警鐘を鳴らしている。

エンタテインメントの世界は、やはり大変だ。

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Ollyy / Shutterstock

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