女子生徒と頻繁に話をしていた男子生徒、罰として校長に髪を切られ行方不明に 学校に避難の声集まる (1/2ページ)

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 昨今、日本では厳しすぎる校則が話題になることがあるが、海外では、小さなことが原因で罰を与えられた生徒がいる。
 インド・オリッサ州にある小学校で、男子生徒が女子生徒と頻繁に話をしたことで罰を与えられたと、海外ニュースサイト『New Indian Express』と『Hindustan Times』が2月4日までに報じた。報道によると、1月31日、男子生徒は、校長から女子生徒と頻繁に話をしていることを注意され、罰を与えると告げられたそうだ。その後、校長は男子生徒を校長室に呼び、男子生徒の髪の毛を切った。校長の他に、教師2人も、男子生徒の髪を切るのを手伝ったという。

 男子生徒の髪が無造作に切られていたことで、男子生徒と一緒に住んでいた叔母が、学校で校長に髪の毛を切られたことを知った。男子生徒は髪を切られた2日後の2月2日、行方不明になった。
 叔母が「学校で校長に髪を切られた後、男子生徒が行方不明になった」と警察に相談したことで事件が発覚。警察は校長の対応に問題があったとして、調べを進めているという。なお、2月19日現在、男子生徒が見つかったという報道はない。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「何があっても勝手に髪を切るなんて人権を無視しているし、教育者として間違っている」「女子生徒と話をすることがそんなに問題なのか。この学校の規則だったのか」「男子生徒が気の毒。行方をくらますなんて、よほどショックだったのだろう」「もしこのまま男子生徒が見つからなかったら校長はどう責任を取るのか。校長にも重い罰を与えて欲しい」「考えたくないが、自殺などしていなければいいが。校長と他の先生2人の、計3人の大人に髪を切られる経験は恐怖。周りで止めなかった他の先生にも責任はある」などの声が挙がっていた。

 海外には、罰として生徒の髪を切った校長が他にもいる。
 バングラディシュ・バライグラムにある高校の校長が、男子生徒約50人の髪の毛を切ったと、海外ニュースサイト『Nehanda Radio』が2月11日に報じた。同記事によると、校長は「男子生徒の髪が長いことは学校の風紀を乱す」として、散髪用のハサミを使って男子生徒らの髪を切ったという。髪を切られたことで、多くの生徒がパニック状態になったそうだ。

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