嵐にも大打撃!コロナ拡大で瀕死「番組客入れ」会社を直撃取材!
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新型コロナウイルスの感染拡大防止策が、テレビ番組の放送や収録に大きな影響を及ぼしている。TBSは2月26日の定例会見で当面は公開収録と番組観覧を行わないことを発表。フジテレビも2月27日、番組の観覧中止を決定するなどテレビ各局で同様の対応がされている。
「新型コロナウイルスへの対応についてはどの局も頭を痛めています。ただ、軒並み公開収録や番組観覧が中止になるとテレビ局以上に大変なのが番組観覧者の客入れを行っている会社でしょう」(制作会社関係者)
番組収録の一部の観覧者は、テレビ局が番組観覧者募集会社に集客を依頼。番組観覧者募集会社は、自社のWEBサイトなどで募集を行う。
『嵐にしやがれ!』(日本テレビ系)や『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)への観客動員の実績があるアプローズは、公式サイト上で「新型コロナウイルス感染拡大防止の影響により、各テレビ局様より、当面の間は無観客での収録対応とさせていただいております」との文を掲載するなど対応に追われている。
無観客での番組収録で業務にどんな支障が出ているのか。運営するアプローズプラスの担当者に3月5日、無観客問題についてのコメントを求めると「今回の取材にご協力するのは難しいです」との回答だった。
次に『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)や『笑点』(日本テレビ系)、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)で実績があるCLAP&WALKの運営会社アーキテクトの担当者に話を聞いた。観覧中止などの影響について聞くと、
「テレビ局が対応を発表してから、まだ1週間。今は状況を見ている段階です。最終的に終息しないと、収益などにどういった影響が及んでいるのかわかりません」
企業として感染拡大防止策に協力をしているというが、複雑な心境もあるようだ。
「正直、困っている部分もありますし、仕方ない部分もあります……」(前同)
タレントたちも、客の前では気合いが違う。コロナウイルスは、テレビ界の盛り上がりにも大きな影響を与えることになりそうだ。