まるで悲劇のヒロイン?鈴木杏樹「謝罪の中の美談」に違和感の声

アサジョ

まるで悲劇のヒロイン?鈴木杏樹「謝罪の中の美談」に違和感の声

 フジテレビ系情報番組「バイキング」が3月5日に放送され、前日のラジオ番組で俳優の喜多村緑郎との不貞関係を謝罪した女優の鈴木杏樹について特集している。

 鈴木は冒頭に「皆さんこんばんは、鈴木杏樹です。このたびはお騒がせして本当に本当に本当に申し訳ございませんでした」と切り出し、「嫌な思いとか不愉快な思いとか残念な思いとか、傷つけてしまったりとか、裏切られたような思いをしてしまった人に心の底からお詫びを申し上げます」と続けると、多くの仕事関係者に迷惑をかけてしまったと反省した。

 また、壮絶なバッシングにより「生きていく自信を失っていた」ものの、舞台公演時に届いた電報や応援のメッセージに救われ、「もう本当にありがたくて、ありがたくて」と感動。「その時にいただいたもの…お花とか“全員”東京に連れて帰って参りました」「今でもお家でお花は咲いてくれています。大切にします」などと感謝の念を述べている。

 この鈴木による“謝罪コメント”の中でも、とりわけバイキングの出演者が疑問を投げかけたのは「生きていく自信を失っていた」という部分。タレントの薬丸裕英が「これ(を言いたいのは)奥様じゃないですか。奥様の方が絶対辛いと思う」と喜多村の妻・貴城けいの心情を察すると、MCの坂上忍も「自分が辛かったことを優先する立場ですか。傷ついた方がいるならそれを最優先するのが年齢的にも求められている」とやはり貴城への配慮が足りないと指摘した。

「鈴木による謝罪コメントには、貴城へ向けられたものと思われる箇所はなく、ラジオリスナーやファン、仕事関係者に対するものがメインとなっており、最後には励ましのメッセージをくれた支持者に向けた“感謝とお礼”で締めています。ラジオで迂闊に貴城への言及をすることを止められている可能性もありますが、結果的にファンとの美談や感動話に流れた鈴木のコメントには『私はあくまで被害者で味方が沢山いるのよって言ってるみたい』『今度は悲劇のヒロインに転じるのか』『この人はどうしても自分を良く見せたい、清純派に見られたい!と思ってしまうタイプなんだ』との指摘が数多く上がっています。しばらく同ラジオ番組への欠席を続けていたため、リスナーへ謝罪したいという気持ちも分かりますが、最も謝らなければならない対象がどこにあるのかをしっかり見定める必要がありそうです」(芸能記者)

 “清純派女優”の肩書きも今は昔。騒動発覚から一貫して貴城けいへの謝罪を見せない鈴木のタフな一面には、世間もその印象を180度変えざるを得ない状態といったところか。

(木村慎吾)

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