窓から釣竿で3時間、執念にも驚き 宝石店からネックレスを“釣り上げ”た男が逮捕 (1/2ページ)

リアルライブ

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 大胆な手口を使う窃盗犯もいれば、細かに計画した後に犯行に及ぶ窃盗犯もいるが、海外には非効率と思われる方法で窃盗を働いた人間がいる。
 オーストラリア・ビクトリア州で、43歳の男が、釣竿を使って約700ドル(約7万4000円)のヴェルサーチのネックレスを盗み、逮捕されたと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『The Age』が3月11日までに報じた。報道によると、男は2月24日の午前2時頃、同州にある宝石店の窓に小さな穴を開け、開けられた穴に釣竿を通して、魚を釣るようにしてネックレスを盗んだという。男は約3時間掛けてネックレスを盗むことに成功した。

 『The Age』によると、男は最初に短めの釣竿を使ってネックレスを盗もうとしていたが、長さが足りなかったため、一度現場を離れ、長い釣竿を持って再び現場に現れたそうだ。
 『Daily Mail Online』は、男が窃盗を働く一部始終の映像を公開しているが、変装はせず、スウェット姿のラフな格好で現場に現れた男が、周りを気にしながら釣竿を窓の穴に通す姿が映っている。事件発生から約2週間後、防犯カメラの映像を証拠に男は逮捕された。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「間抜けすぎる。強盗をするにせよ、もっと他の方法があっただろうに」「現場に3時間もいたら逮捕されるに決まっている。変装をしていなかったし、事情があって警察に捕まりたかったのかも」「強盗はいけないことだけど、この男は素朴で単純な人だと分かる。強盗には向いていない」などの声が挙がっていた。

 海外には、釣竿を使って窃盗を働いた人間が他にもいるようだ。
 イギリス・ロンドンで、若い男が釣竿のような棒を使って、洋服店から総額約3000ポンド(約39万円)の衣服を盗んだと、海外ニュースサイト『Evening Standard』が2019年11月に報じた。同記事によると、深夜2時頃、男は棒の先にフックが付いた釣竿のような棒を持って現場に現れたそうだ。男は、店のドアに付いている郵便受けに棒を通し、店内の洋服を棒の先のフックに引っ掛け、郵便受けから1枚ずつ取り出すようにして洋服を盗んだという。男はジャケットなど、合計約32枚の衣服を盗んだ。

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