玄関先で荷物に大量の唾をかけた宅配員の動画が流出 コロナ拡散のテロ容疑に問われる可能性も (1/3ページ)

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 日本では3月下旬、愛知県・名古屋市のドラッグストアで、「新型コロナウイルスに感染している」と叫び咳をするなどした49歳のアルバイトの男が、威力業務妨害の疑いで逮捕されたと報道されていたが、海外でも、新型コロナウイルスを利用したいたずらを起こした人間がいるようだ。

 アメリカ・カリフォルニア州で、Amazonの宅配員の男が荷物に大量の唾をつけたと、海外ニュースサイト『TMZ』と『THE Sun』が3月30日までに報じた。同記事によると、同州で外出禁止措置が取られていた3月26日、Amazonの宅配員の男が、荷物を届けたが、届け先の家が留守だったそうだ。宅配員はダンボール箱に入った荷物を玄関先に置いたという。

 荷物を玄関先に置いた後、宅配員は自分の左手に大量の唾を出し、唾を荷物の上に擦りつけた。 『TMZ』は宅配員が唾を擦りつけた荷物の画像を公開しているが、荷物の上部には、唾で湿ってダンボールの色が変わった、掌2つ分ほどの大きさの唾の跡がある。画像は、防犯カメラに映っていた映像を届け先の住人がキャプチャしたものである。

 宅配員は荷物に唾をつけた後、その場を立ち去った。宅配員の一連の行動は、荷物が届けられた先の家の防犯カメラに映っており、住人が防犯カメラを確認したことで、宅配員が荷物に唾をつけていたことが発覚した。住人は宅配員が荷物に唾をつけている動画を自身のTwitterに投稿し、新型コロナウイルスの感染を恐れた多くの人が投稿を拡散させた。現在、投稿は削除されている。

 投稿が拡散されたことで、Amazonの広報は「Amazonの宅配員は顧客のために日々最善を尽くしており、この宅配員の行動はすべてのAmazonの宅配員の行動を代表するものではありません。しかし、この宅配員の行動が悪意のある行為だった場合、宅配員に対して法的措置を取ることも考えています。現在、宅配員に事情を聞き取り中です」という声明を発表した。
 『TMZ』は防犯カメラに映った一部の映像を公開しているが、動画には中年の男性が荷物を玄関に置いた後、前屈みになって手のひらに唾を吐き出し、手のひらの唾を念入りに荷物に付ける姿が映っている。報道によると、宅配員は新型コロナウイルスを意図的に広めたテロ容疑に問われる可能性があるという。

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