9年かけて養子縁組した娘と飛行機に乗った夫婦 客室乗務員と乗客の“神対応”に感動 (1/3ページ)

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 飛行機ではしばしば、客室乗務員が乗客に小さなサプライズをすることがあるが、海外では養子縁組をした夫婦が客室乗務員の計らいで乗客から祝福を受けた。
 アメリカ・コロラド州からカリフォルニア州に向かう飛行機の中で、養子縁組をしたばかりの33歳の男性と35歳の女性の夫婦が乗客から祝福されたと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『TODAY』が2月15日までに報じた。報道によると、夫婦は養子縁組をしたばかりの生後8日の娘と共に、サウスウエスト航空に乗り、自宅に帰っていたそうだ。

 フライトの途中、娘のおむつを替えるため、夫婦はトイレに行った。夫婦はおむつ台の使い方について客室乗務員に尋ねたが、その時、客室乗務員と「9年間かけて、養子縁組で授かった子を初めて家に連れて帰る」と短い会話を交わしたそうだ。

 夫婦から話を聞いた客室乗務員は、同僚に協力を得て、機内でベビーシャワーをすることにした。客室乗務員は夫婦にお祝いの許可を得た後、機内アナウンスで「現在、私たちが乗っている飛行機には養子を経て親になったご夫婦とお子さんが搭乗しております。全員でベビーシャワーでお祝いしましょう」と呼びかけた。乗客からは拍手と歓声が上がったそうだ。その後、客室乗務員は乗客全員にペンとナプキンを配り、ナプキンに夫婦へのメッセージを書くようにお願いした。
 ペンとナプキンを配ってから10分後、客室乗務員の合図で乗客がナプキンを投げて夫婦を祝った。投げられたナプキンは客室乗務員が拾い集め、夫婦に渡した。ナプキンには多くの祝福の言葉が書かれていたという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「心温まるニュース。今日嫌なことがあったけど癒された」「客室乗務員の計らいも素晴らしいけど乗客も素晴らしい」「私だったら養子のことを乗客に知られるのは違和感がある」などの声が挙がっていた。

 今回の夫婦は養子縁組をするまでに9年かかったというが、アメリカでは養子縁組までのプロセスがいくつかあり、養子縁組までに多くの時間を費やすこともあるという。

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