４月９日に放送された『バイキング』（フジテレビ系）にて、ＭＣの坂上忍（５２）が元衆議院議員で厚労省の官僚でもあった豊田真由子氏（４５）に詰め寄る場面があり、ネットがざわついている。

　この日、同番組では新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、緊急事態宣言が発令されたものの、都内の保育園の対応が区ごとに異なっているという現状について取り上げることに。

　運営を続ける保育園もあれば、親が医療従事者であるなどの理由でどうしても子どもを預けなければならない場合のみ対応し、原則休園する保育園もあるという状況について、豊田氏は「保育園は感染リスクが高い」としつつも「新型コロナウイルスの感染防止策をできる限り取りながら、（保育士が子どもに新型コロナウイルスを）移した、移さないは責められない形で、なんとか子どもたちを預かる」という方法をとるのが望ましいのではないかと主張した。

　すると、子育て問題に詳しいジャーナリストの猪熊弘子氏が「保育園はむしろ子どものために“３密”を作っている場所」だと説明。新型コロナウイルスの感染防止のためには、密閉・密集・密接という３密を避けることが重要だとされているが、都内の保育園はビル内にあったりすることも多く、場所自体が３密状態になっている場合もあるという。

　それを聞いた坂上が「（感染防止のためには保育士が）防護服とかを着ながら（保育する）……」と言うと、豊田氏が「子どもが泣いちゃう（から良くない）」と否定。すると坂上は「だったらどうすればいいのっていうことになっちゃうじゃない。優先順位があるわけじゃん。豊田さんがおっしゃってることって答えが出てないじゃないですか」と激しく詰め寄った。

　これを見ていた視聴者からは「豊田真由子さんに声荒らげても何の解決もしない」「豊田さんへの当たりが強すぎ」「ご本人が答えを出せる内容ではないのに何であんな言い方するんやろ」「豊田真由子さんをいじめないでよ」「え？　こんなあからさまでいいの？　何なのこの人？」「見ててしんどい」「胸糞悪い」と坂上の言動に対して批判が相次いでいる。