テリー伊藤×花田虎上《オフレコ厳禁対談》「親父に灰皿でぶん殴られた」 (1/4ページ)
弟・貴乃花とのコンビで90年代の相撲界に「若貴フィーバー」を巻き起こした、三代目若乃花こと花田虎上氏。引退後はタレント・実業家としても辣腕を振るう元横綱が、天才テリーとぶつかりトーク! この対談に水入りはない!
テリー 24日から開幕予定だった夏場所、残念ながら中止になりましたね。
花田 この前の春場所では、こういう状況の中でも頑張っている力士の姿に僕も勇気づけられた部分があり、できれば見たいなという気持ちでしたけど、しかたないですよね。
テリー 相撲協会は収益の大部分がNHKの放映権料ですから、中止となるとその点でも大打撃じゃないですか。
花田 でしょうね、春場所の時から懸賞金も減っていましたしね。珍しく、白鵬に1本しか付いてないのを見ましたよ。
テリー あれ、1本いくらもらえるんですか。
花田 僕が現役の頃、力士の手取りは1本3万円でした。今の金額はちょっとわからないですけど、手取り分以外は税金用に協会に残しておくんですよ。昔、税金のことを忘れて豪快に使ってしまった力士がいまして(笑)。それ以来、協会にプールしておくシステムができたんです。
テリー 無観客だった春場所の際には、インターネットのAbemaTVで解説を担当されていましたね。どんな印象でしたか。
花田 やっぱりお客さんがいないのは不思議な感じがしましたが、その状況で動きが変わる力士がいたので僕は楽しめましたね。
テリー 例えば、お客さんがいないからリラックスして取組ができるとか?
花田 はい、先場所では、思いがけない力を発揮できた力士がいたと思います。
テリー 例えば誰ですか。