AKBのグラビア進出やアイドル化するAV女優の影響で、グラビアアイドルたちの仕事が激減しているようです。かつてはドル箱だったイメージDVDも、いまでは右肩下がり。グラビアだけでは、食べていけないのが実情のようです。

　そんなグラドルたちが夜な夜な副業として行っているのが、「ギャラ飲み」という飲み会なのです。

「よほどの売れっ子でもない限り、芸能だけでは稼げない。でも、顔はバレてるし、芸能の仕事を優先させたいので、決まったバイトもできない。そんなグラドルたちが、こぞって日当を稼ぐために〝ギャラ飲み〟に参加しているんですよ」（芸能関係者）

　ギャラ飲みとは、基本的には合コンと変わらないのだが、女性方はその名の通り、お小遣いをもらって飲み会に参加します。いわゆるコンパニオンのような立ち位置ではあるが、事務所や会社の仲介などはなく、お堅いルールがあるわけじゃないので、水商売経験のないようなアイドルたちに好まれているという。

　そんなギャラ飲みに、メンバーとして参加するだけではなく、ギャラ飲みを主催することもあるという現役グラドルのE子（24）さんは、その内情をこう証言してくれました。

「アイドルの知名度にもよりますが、相場としては2〜3時間の飲み会に付き合って、ギャラは1人1万円。相手は、業界関係者やスポンサー、会社役員などさまざまです。野球やサッカーのスポーツ選手なども多いですね。昔はかなりシークレットな感じでしたが、今ならお金と繋がりさえあれば、一般人でも参加できます。女の子も仕事の繋がりを求めたり、愛人契約してくれそうな相手を探したりと、単純に日当だけが目当じゃないコも少なくないんです。最近では、誰でも名前を聞いたことのあるような、トップクラスのグラドルにも参加してもらえるようになりました。酔ってそのまま持ち帰られたなんて話も、よく耳にしますよ」

　憧れのグラビアアイドルと恋人同士……なんて話も、けっして夢ではないようです。

（取材・文／ゼウス悟）