5日午前6時30分過ぎ、岩手県盛岡市盛岡駅前北通のビッグダディこと林下清志さん（49）の自宅兼店舗「ほねつぎ盛岡屋」から出火し、建物が全焼した。

　出火当時は知人男性を含む４人で寝ていて、知人男性が火事に気付いて通報した。一時は隣のアパートの外壁も焦がすほど火の勢いが強く、木造２階約110平方メートルの建物は全焼したが、げが人はいなかった模様。

　そんななかでネット上では、林下さんの自宅全焼に関して、根拠のない中傷が飛び交っている。「どうせ寝タバコだろ」「ヒント：借家人賠償責任特約付き家財保」といった悪意ある書き込みや「今回の火事は次の特番のプロモーションを兼ねた演出」「朝の大火災で自分らで発見、被害者０ってすげーな」というものまで、ひどい言われようだ。

　また、『バイキング』（フジテレビ系）で共演しながら、一言も言葉を交わさないなど確執バトルが噂されていた女優・江角マキコの「長嶋一茂邸落書き騒動」にかこつけて、「江角マキコ説」を唱える某作家のツイッターも一部で話題となっている。

　この日、長男がビッグダディに代わってブログで「本日の早朝に火災が発生し、 たまたま遊びに来ていた知人男性が発見して避難を開始して家族全員事無きを得る事が出来ました」と改めて報告。さらに「消火活動等でご近所の方々や皆さまには多大な迷惑をお掛けしてしまいました、誠に申し訳ないです」と陳謝した。

　現在、警察や消防では電気系統が原因となった可能性もあるとみて調べている。一刻もはやく林下さんへの心無い誹謗中傷がおさまるのを望みたい。

（取材・文／阿蘭澄史）