「キングオブコント」の黒歴史…優勝者はブレイクできない?

デイリーニュースオンライン



 コントの日本一を決める『キングオブコント2014』(TBS系)が今年で第7回を迎える。昨年は通好みのコント職人2人組、かもめんたる(マセキ芸能)が大会史上最高得点を獲得して優勝。その名前を一晩で全国に轟かせた。今年も優勝賞金1000万円を目指して、2810組から勝ち抜けた10組の芸人がしのぎを削ることになる。

 だが、この「キングオブコント」は不幸話が続いていて、一部の関係者の間ではあまり良い印象を持たれていないという。証言するのはお笑い関係者だ。

「2008年の第一回目から大荒れの内容で、”芸人が芸人を審査する”という独自の採点方法でバッファロー吾郎が優勝したはいいものの、『後輩芸人が彼らに気を使って投票した』と疑われてしまい、ネット上が大炎上しています」

 その後、この大炎上が影響してか”キングオブコント初代王者”の称号を得たというのに、バッファロー吾郎はブレイクを果たせず、「キングオブコント優勝者は大成しない」という前例を作ってしまうことに。その後、東京03、キングオブコメディが見事に倣っている。また、とくに2013年は、トラブル続きの大会だったようだ。

「2013年には、アルコ&ピースの一回目の”受精”をテーマにしたコントが視聴者に下ネタとして受け取られ、放映中に苦情の電話が殺到しました。それだけでも大問題なのにこの年は、嫁に不倫された旦那と寝取った男が揃って決勝進出するというハプニングがありました。不倫されたのは鬼ケ島の和田貴史で、寝取ったのは今年も決勝に進出している、さらば青春の光の東口宜隆です。この話は当時、芸人には知れ渡っていた話で、二人の共演に収録前から変に緊張感がありました」(前出のお笑い関係者)

 生放送ゆえのハプニングも「キングオブコント」の魅力だ。今年はどんな黒歴史が生まれるのか、「コント日本一」は13日夜に決定する。

(取材・文/阿蘭澄史)
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