さとう珠緒の引退危機を救った大物芸能人の「ひと言」
前事務所とのトラブルで訴訟問題にまで発展しているタレントのさとう珠緒(40)。アラフォーになっても童顔で可愛らしい雰囲気はまだまだ健在だが、トラブルが影響してか、テレビ出演は皆無に等しい状況が続いている。
さとうが抱えるトラブルについて、芸能関係者が語る。
「所属していた事務所の女社長兼チーフマネージャーが、同じ事務所の若手イケメン俳優とお金を持ち逃げして行方をくらましたんです。以降、仕事が入らないどころか、事務所は閉鎖状態。かといって、事務所との所属契約は残っているため、他事務所の人間もさとうを助けられない。この状況を見かねたさとうの知り合いの実業家が、パチンコ店の営業の仕事を融通して、何とか生活を維持していた。それでも、月収は40万ほどで、かなり厳しい生活を送っています」
引退寸前の大ピンチに陥っている彼女。だが、運命的な出会いで芸能界にギリギリで引き留めたのは、何とあの男だった。
「踏ん張れ!」たかじんの言葉に涙した夜
仕事がほとんどない中で、実はさとうは知り合いに頼み込み、六本木のピアノバーで従業員として働いていた。
「当時、彼女は本気で引退しようと考えていた」(当時を知る関係者)
というなか、偶然そのお店に訪れたのが、何と故・やしきたかじんとタレントの北野誠だったのだ。
「たかじんが、さとうが働くお店を訪れたのは、病気療養で休業する直前のこと。さとうを見つけた途端、一緒に来ていた北野に『お前が仕込んだのか!?』と聞いてきたほど、自然な接客だったといいます。本人に事情を聞くと『ちゃんと事務所契約を整理したら、大阪の番組に準レギュラーで入れるから、なんとか踏ん張れ!』とたかじんはさとうを激励した。若くもなく、かといって露出が減って自分のことは忘れさられていると思っていたさとうは、この言葉に涙したといいます」(前出の芸能関係者)
芸能界の酸いも甘いも知りつくしたたかじんの言葉がさとうの胸に響いたことは、想像に難くない。さとうには、是非とももう一旗あげてもらいたい。
(取材・文/DMMニュース編集部)