水谷豊『相棒』で進む独裁政権「そろそろ成宮くんは殉職で」

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水谷豊の強権発動なるか!?
水谷豊の強権発動なるか!?

 今期も初回放送で19.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するなど、高視聴率を獲得している人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)。頭脳明晰な杉下右京を演じる水谷豊(62)と「3代目の相棒」こと成宮寛貴(32)演じる『カイトくん』こと甲斐享がタッグを組んで3年目に突入したが、その裏では15年も作品に携わってきた別の“相棒”が降板していたと、11月13日発売の『女性セブン』(小学館)が報じている。

現場は水谷豊の独裁政権

 2000年に放送された単発ドラマからスタートし、初代は寺脇康文(52)が務めた『相棒』。2009年3月には及川光博(45)が二代目・相棒に就任し、12年10月から成宮に交代した歴史を持つ。そんな『相棒』の現場は主演である水谷の“独裁政権”と言われており、特に相棒役の交代は水谷の意向だと言われている。

「さらに今シーズンは水谷と二人三脚で作品を育てた『相棒』の名物プロデューサー・A氏が、水谷の“鶴の一声”によって現場から外れてしまった。『女性セブン』が詳しく報じていますが、A氏が『相棒の成功は自分の実力の賜物』と話していたことが水谷の耳に入り、逆鱗に触れてしまったそうです。A氏と水谷は三代目の相棒・成宮の処遇についても意見が対立し、決別することになったという説も浮上しています」(芸能ライター)

 この14年の間には相棒役だけでなく、初期から出演していた岸部一徳(67)、大谷亮介(60)、鈴木砂羽(42)、益戸育江(51)といったレギュラー陣が作品から姿を消してしまっている。全盛期よりも視聴率が低下しているのもまた事実だ。2010年10月~2011年3月に放送された「season9」は平均視聴率20.4%を記録していたものの、「season10」(2011年10月~2012年3月放送)では平均16.6%にまで落ち、その後の2シーズンも平均17%台に甘んじている。今期も10月29日放送の3話は15.5%で、裏番組の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)が18.8%と同時間帯トップを獲った。

「この日は『相棒』のゲストが弱かったことや、『仰天』の内容に惹かれた人が多かったのかもしれませんが、同時間帯の番組に負けること事態が極めて異例。一方、10月28日発売の『フラッシュ』(光文社)では『相棒』のロケ現場の模様を伝えていましたが、『休憩中には2人和気あいあい。成宮はヘアメイクそっちのけで水谷と話し込んでいた』という微笑ましい一文があるものの、吊り橋のロケで成宮が水谷を記念撮影に誘ったところ『断られて寂しそうだった』との記述も。このまま視聴率が落ちた状態が続くと、“戦犯扱い”された成宮が降板する可能性もあるかも」(同前)

「カイトくんを殉職させたらどうか」

 またある週刊誌記者も、

「4月に劇場版が公開された時点で、成宮の演技力を問題視した水谷が制作関係者に『次シリーズで(成宮演じる)カイトくんを殉職させたらどうか』という仰天プランを口にしていたという情報もあります」

 と語るだけに、この豪腕すぎる閃きを口にしてしまうところも、水谷が“独裁者”たる所以だろうか。

 今シーズンの内容について「レギュラーメンバーの中に新たな“変化”をもたらす激動のシーズン」と告知されていただけに、今後に注目が集まっている『相棒』。独裁者ぶりが伝えられている水谷だが、プロデューサーに続き、三代目相棒の交代に踏み切ることはあるのだろうか?

(取材・文/一樹守)

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