はるな愛が韓国・美容整形の広告塔に!? 事務所は困惑「そんな仕事は…」
ソウルの中心街、明洞のメインストリートのど真ん中。ふとわき道を見ると、日本語で書かれた整形外科の立て看板があった。高さ150センチ、横50センチほどの大きさで、ショッキングピンクで彩られており、目につきやすい。
<10年以上のノウハウを誇る狎鴎亭オルレ整形外科。これからは明洞でも高度な技術をそのまま実感できます。>
看板には、タレントのはるな愛(42)と整形外科医らしき術着の男性がにっこり笑って収まっている。
はるな愛といえば、2009年4月の『金スマ』(TBS系)で、6000万円かけて全身整形したことを告白。鼻のシリコンが皮膚を破って出てきた、顎のエラを削って顔面麻痺になった、豊胸は毎日マッサージしないと固くなってくるので痛みをこらえてマッサージしている……などなど、整形にまつわる苦労話をあけすけに語ってみせた。
最近では美容整形のため、整形大国と言われる韓国に行く女性も増えており、日本語にも対応をしている病院もある。その1つが「オルレ整形医院」だ。ソウルの中でもお金持ちが住む町であり、芸能事務所も多くオフィスを構える狎鴎亭(アックジョン)にある。
インターネットにある口コミでは、
<院長は40代ながらかなりの実績があるそう>
<整形ってちょっと怖い感じもするけど、安心感を与えてくれる>
などと書かれており、そこそこメジャーなようだ。
「そんな仕事受けてない」写真は無断使用だった
看板をよく見ると、グレーのトレーナーにほぼスッピンの大西健二のまま。普通、フルメイクで撮影しそうなものだ。なぜこれで整形外科の広告塔に? そもそも、どうして日本ではなく、韓国の整形外科の広告塔に? わき上がる疑問の答えを求めて、所属事務所を直撃した。
すると、返ってきたのは意外な声。
「え!? はるなが整形外科の看板に!? そんな仕事、受けるわけないじゃないですか。韓国ではよくあるんですよね、肖像権とか無視して勝手に写真を使われること。それはなんて病院ですか? さすがに注意しないと……病院の電話番号分かりますか?」
まさかの逆取材を受ける展開となった。
深すぎる反社勢力との結びつき
はるなのマネージャーが指摘するように、韓国ではこの手の問題がよく起こるらしい。
2013年、木村カエラも単行本の写真を無断で韓国メーカーのTシャツに使用されたことが明るみに。他国のタレントのみならず、韓国の芸能人の写真も勝手に流用されまくり、トラブルは頻発している。
韓国でビジネスを手がける経営者はこう話す。
「規範意識は極めて低く、写真の無断使用なんてバレなければいい、と言わんばかりにあふれかえってます。そもそも、韓国芸能界は反社勢力との結びつきが非常に強い。名前は控えますが、国民的とも言える女優と寝れるコーディネートをするブローカーや、韓流スターの代名詞的存在の俳優と一緒にプールに入れるツアーを企画し、大金を巻き上げげる者もいます」
確かに、記者も超有名韓国人俳優が大久保でプロダクションに内緒のイベントを行うよう、裏組織がセッティングした話を聞いたことがある。
東方神起問題しかり、韓国の“芸能人”に対する扱いが雑に感じられて仕方がない。
(取材・文/大伯飛鳥)