日本エレキテル連合のパクリ疑惑で東野幸治と“手打ち”の舞台裏

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突如巻き起こったパクリ騒動に決着
突如巻き起こったパクリ騒動に決着

「ダメよ〜ダメダメ!」

 のギャグで、2014年の流行語大賞にもノミネートされたお笑いコンビ・日本エレキテル連合。ところが最近、あるベテラン芸人のギャグからの「パクリ疑惑」が浮上。その相手が吉本芸人だったため、「笑いの総合商社を敵に回す自殺的行為をした」と注目を集めた。そして最近、ようやく手打ちが行われたという。その舞台裏を覗いてみると……。

“元祖”の島田一の介が舞台で逆を自粛

 奇妙なダッチワイフと初老の男性とのやり取りをコミカルに描いた「未亡人朱美ちゃんシリーズ」で一躍ブレイクしたエレキテル連合。

「11月から始まった年末年始の特番でも、各局に引っ張りだこ。少なくとも来春あたりまでは、この流れは続きそうです」(番組制作関係者)

 独特のキャラクターを作り上げ、他にもコントキャラをいくつも持っている日本エレキテル連合。そのため、さぞかし安泰かと思いきや、意外なところからトラブルが発生した。

「彼女たちのギャグが、吉本新喜劇で活躍する島田一の介さんのギャグ『ダメよダメよダメなのよ〜』からのパクリ疑惑が浮上。気の弱い島田は怒るどころか『自分が彼女たちのギャグを拝借したと思われたくない……』と舞台上で自粛してしまった。この本末転倒な事態に、東京と大阪両方で番組を持っている東野幸治が大激怒。エレキテル連合の立場が危うくなったのです」

 番組のメインMCとして何本ものレギュラーを抱える東野。だが、日本エレキテル連合は即座にツイッターで“パクリ疑惑”を否定した。

「やはり、ギャグがかなり似ていることはかなり気にしていました。番組の打ち合わせでも、この話題についての意見を周囲のスタッフに求めることもあったようです」(テレビ局関係者)

 緊張感が漂った両者の間で、最近ようやく手打ちがなされたという。

「エレキテル連合が在京キー局の複数のお笑い、バラエティ番組で相次いで東野と共演。そのタイミングで、彼女たちの方から『騒がせて申し訳ない』と謝罪に出向いたそうです。会うまではどんなコンビなのか分からず懐疑的になっていた東野ですが、それ以降はことあるごとに、この騒動をネタに昇華させて対応。むしろ、彼女たちに対し『逆手にとって笑いを取りに行け!』と応援するようになったそうです。大先輩の東野からのエールに、エレキテル連合の2人も心置きなくヒットしたギャグを連発させているというわけですよ」

 東野の大人の対応が、若き芸人の窮地を救ったのだ。

(取材・文/DMMニュース編集部)

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