ドラマ『きょうは会社休みます。』（日本テレビ系）で年下彼氏を演じる福士蒼汰。第6話のラストでは、主人公の綾瀬はるかに「髪の毛を乾かしてほしい」と甘えるシーンが登場します。彼の甘えん坊な姿に声を上げて悶えた女性は少なくないはず。

　ドラマの中ではその甘え方に喜ぶ主人公ですが、甘えるタイミングが悪ければ「今甘えてこられても無理！」と思われてしまいます。今回は働く女性に「タイミングが悪いなぁ」と感じた彼の甘え方について聞きました。

料理中は近寄らないで！

「キッチンで料理をしているときに甘えてこないでほしい。とくに包丁で野菜を切っているときに、後ろから抱きしめられると本当に危険です。彼が私にもたれかかるような形で抱きしめてきたことがありましたが、身体が軽く前かがみになり、包丁が滑りそうになりました」（25歳／金融）

「鍋を煮込んでいるときに、髪の毛や身体をくすぐられてびっくりしたことがあります。ガスコンロに火がついている状態ですし、私自身がコンロの近くにいたので心底焦りました。私が怒ったら彼は悲しそうにしていましたが、甘えるなら状況をよく見てからにしてほしいです」（30歳／小売）

　料理中は包丁やコンロを使っていることが多く、気を抜くと怪我をしかねません。ドラマや映画のように甘えられるような場所ではないので、避けてほしいところ。

メーク中は話の相手になれません！

「朝、急いで出かける支度をしているときに話しかけてこられると困ります。メーク中だと口を動かしにくく、会話がままなりません。鏡を見ているから男性に視線を向けられず、どうしても冷たい態度になるので、終わってから甘えてきてほしいですね。そうすれば手を止めて話ができます」（26歳／貿易）

　メークは細かい作業をしているのと同じこと。少しでも気に入らない仕上がりになってしまうと、その日のテンションは下がる一方です。お互いダークな気持ちにならないよう、お化粧中にちょっかいをかけるのは控えましょう。

「一緒に寝ようよ」にイラっ！

「寝る前に、明日の仕事に必要な書類を読んでいたんです。でも彼はすごく眠かったようで、私にしつこく『ねぇー、早く一緒に寝ようよ。眠いよー』と駄々をこねてきました。普段なら『ハイハイ』で済ませられますが、集中したいときだったのでイライラしっぱなしでしたね」（30歳／製造）

　早く寝たいのはこちらも同じこと。何かに集中しているときは、その作業を早く終わらせるためにも、しばらくはそっとしておいてほしいですね。

　相手に甘える行為は、できれば喜んで受け入れてもらいたいもの。そのためには相手の様子をしっかりと見定め、「ここぞ！」というときに甘えるようにしてはいかがでしょうか。タイミングがバッチリだと、彼女をキュンキュンさせられるはずですよ。

（文／神之れい）