安藤美姫の炎上キャラを現役テレビマンが分析「賞味期限は…」

デイリーニュースオンライン

安藤美姫オフィシャルウェブサイトより
安藤美姫オフィシャルウェブサイトより

 元フィギュアスケート選手、安藤美姫(27)と浅田真央の姉の浅田舞(26)。昨年末からテレビ番組に引っ張りだこの2人だが、その理由について番組制作の現場にいるディレクターはこう話す。

「とりわけこの二人は、“女から嫌われる女”の代名詞のようになってきています。反響も大きく、テレビでは『今だけ使いで使っちゃえ』という悪ノリに近い感覚で起用しているのが実情ですよ」

 そんな安藤だが、元旦、現在の恋人であるスペイン人フィギュアスケーターのハビエル・フェルナンデス(23)と、愛娘のひまわりちゃんとの3ショット写真を『インスタグラム』で公開。当然のごとく、炎上した。

 その炎上に対して安藤がとった反論がすごい。

「私のことが嫌いだったら、見なければいいし、気にしなければいい」

 というものだ。これが火に油を注ぎ、世の女性たちの怒りはさらに燃えさかったのは周知の通りだ。

「私のせいじゃない」発言でCM出演が飛んだ過去

 安藤をスケーター時代から知る、フィギュア関係者は話す。

「あの子の悪いところは、すぐに反論してしまう癖。トリノ五輪の時、真央ちゃんが年齢制限で出られず、美姫ちゃんが出場することになったでしょう? 本人もいろいろ言われ、相当腹が立っていた気持ちがわかります。テレビ番組に出た時に勢い余って『真央ちゃんが(オリンピックに)いけなかったのは私のせいじゃないし』と本音をハッキリ言ってしまった。もちろん、気持ちはわかるんですよ。でもそれは自分で言うべきではなかった。結果、何が起きたかと言うと、スポンサーだったトヨタのCMがきっかけに出演がなくなった」

 確かに2005年以降、トヨタのCM出演はなくなっている。一方で、

「トリノ後、嫌われ度が顕著になってきた出来事がある」

 と話すのは、テレビ朝日関係者だ。

「グランプリシリーズがちょうどゴールデンタイムに行われる時、社内で論議になりました。『真央ちゃんはリアルタイムで流すけど、安藤はおばさんウケが悪いから、どうする?』『編集して深夜に放送するか?』と。局の上層部である編成を含め、話し合う事態になったのを覚えていますよ。今思えば、この時から視聴者人気のない子だった」

 さらに、このテレビ朝日関係者の表情を曇らせるようなKY発言もあったとか。

「ある年、12月頭にグランプリシリーズ(テレ朝)があって、12月末に全日本(フジ)、3月に世界選手権(フジ)が控えていた。他の選手は、『テレビ朝日です』って取材に行くと、リップサービスで『グランプリシリーズ頑張ります』って絶対にいってくれるのに、安藤は『グランプリシリーズは準備運動みたいなものなんで、全日本で優勝するために頑張ります』っていっちゃう。そのツンケンした表情がテレビでオンエアされてしまった。それを見たフィギュアファンが、安藤より真央ちゃんたちの方がいいって流れていった気がします。今は嫌われキャラで再ブレイクしているように見えますが、彼女の“賞味期限”はそう長くないと思いますよ」

 嫌われキャラとはいえ、安藤美姫が浅田真央とともにフィギュア女子人気を盛り上げ、黄金期を築いたのは紛れもない事実。本音を言いすぎる、若干KYという性格はあれど、大いなる感動を与えてくれたことも間違いない。アスリートにとって、引退後のセカンドキャリアは大物でも乗り越えるのが困難と言われている。そこまで含めて、スケート連盟が“指導”するべきだとも思うのだが。

(取材・文/大伯飛鳥)

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