ASKA完落ちで暴力団幹部逮捕…掟破りに報復はあるのか

デイリーニュースオンライン

暴力団から狙われる?(写真はアルバム『12』より)
暴力団から狙われる?(写真はアルバム『12』より)

 覚せい剤取締法違反で執行猶予付きの有罪確定を受けたミュージシャン・ASKA(56)に、覚せい剤などの薬物を譲り渡したとして、警視庁組織犯罪対策5課は1月26日、麻薬特例法違反の疑いで暴力団元幹部の男を逮捕したことが分かった。

 逮捕されたのは、札幌市の指定暴力団・山口組弘道会福島連合元幹部・吉田耕也容疑者。2012~2013年にかけて、ASKAに薬物を売りながら「覚せい剤を買ったことをバラす」と脅したとされている。警視庁の調べに対し「ASKAと面識はあるが、覚せい剤などを渡したことはない」などと容疑を否認しているという。

田代まさしや清水健太郎は購入元を話さなかった!?

 また吉田容疑者に脅されたASKAは、その直後「新宿の薬局」と呼ばれる別組織の暴力団組員へ、購入先を変更したとみられているそうだ。

 今回の売人逮捕にネット上では、

「ASKA・・・こりゃ消されるかもな・・・」

「これは…怖くないのかな」

「まさか売った方もASKAに報復されるとは思ってなかったろう」

「他の芸能人も芋蔓式にでてくるんだろうな」

 と、暴力団からの報復を心配するコメントが多い。また中には「これを機会に芸能界の麻薬汚染を一掃してほしい」 という薬物汚染に慣れてきた、芸能界への再建を望む意見も目立つ。

「違法薬物の売る側・買う側の暗黙のルールとして、『例え逮捕されたとしても、絶対に販売・購入ルートを明かしてはならない』というものが存在します。過去に田代まさし(58)や清水健太郎(62)など、例え逮捕を繰り返された芸能人でも、供述から購入ルートが明らかになり一網打尽……といったことはありませんでした。また今回の吉田容疑者だけでなく、昨年8月にも合成麻薬を購入した住吉会系組幹部が逮捕されているだけに、裏社会のルールを犯したことに対する心配の声が出ているのでしょう」(週刊誌記者)

 今回逮捕された吉田容疑者は山口組系の元幹部だった。山口組といえば、薬物を扱うのはご法度とされ「麻薬撲滅運動」も行っている指定暴力団だ。その組織内で薬物の取引をしていた吉田容疑者と、告発したとされるASKA元被告。塀の内外に関係なく、彼らに安息の日がやってくるのは、まだまだ先の話なのだろうか。

(取材・文/一樹守)

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